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全美貞が連覇へ前進! 首位にヤング・キム、横峯が100試合連続予選通過

◇国内女子◇日医工女子オープンゴルフトーナメント 2日目◇八尾CC(富山県)◇6476ヤード(パー72)

上位では熾烈なバーディ合戦が繰り広げられる中、「66」をマークした全美貞(韓国)が通算9アンダーに伸ばし、ツアー初勝利に王手をかけたヤング・キム(韓国)に1打差の単独2位に肉薄。大会連覇を圏内に捕らえて最終日を迎える。

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通算8アンダーの3位タイに、この日のベストスコア「65」をマークした馬場ゆかりをはじめ、下村真由美表純子木戸愛ジャン・ウンビ(韓国)の5人。通算7アンダーの8位タイに、菊地絵理香山村彩恵、藤田幸希ら6人が続いている。賞金ランキングトップを走る森田理香子は、4打差の通算5アンダー19位タイ。

また、9位タイからスタートした横峯さくらは、後半14番までに3つのボギーを叩くなど一時は予選カットラインが背後に迫ったが、以降は盛り返して4バーディ、3ボギーの「71」。通算4アンダーの27位タイで決勝ラウンドに進み、節目となる100試合連続予選通過を果たした。

<大会連覇に大きく前進した全美貞「明日も自信を持って自分のプレーを」>

昨年覇者の全美貞(韓国)が、2日目に猛チャージで単独2位に浮上。7バーディ、1ボギーの「66」をマークして、大会連覇に大きく前進した。この日は2番で第2打を、ピン側50センチにつけてバーディを先行させた全。「前半はショットが良く、短いバーディパットも入ってくれた」と、続く4番では1.5メートル、5番では約1メートルとピンに絡むショットでチャンスを作ると、前半に6つのバーディで首位争いに名を連ねた。

一時は単独首位に立つも、終盤の17番(パー3)を3パットのボギーとしてしまい、混戦の首位争いの波にのまれた。しかし18番(パー5)では、3打目をピン1メートルに寄せてバーディで締めくくりホールアウト。「ショットもパットも良くなってきている。いいゴルフができています」と、ここ数戦の好調さを改めて証明した。

昨年は初日から首位を堅守し、逃げ切って優勝を飾った全。今季は1勝目を挙げた「PRGRレディス」を含めて、ここまでベスト3フィニッシュが5度と、複数回優勝のチャンスを目前で逃している。「明日も自信を持って自分のプレーができたらいいですね」。全が目標とする永久シード獲得(通算30勝)まであと8勝と迫り、ここからさらに猛追をかける。

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