<2日目>上位争いは大混戦!アマ植竹が3位タイ
2013年 スタジオアリス女子オープン
期間:04/12〜04/14 場所:花屋敷GCよかわコース(兵庫)
金ナリがツアー通算2勝目 佐伯は猛追及ばず3位Tフィニッシュ
2013/04/14 14:06
◇国内女子◇スタジオアリス女子オープン 最終日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)◇6,444ヤード(パー72)
昨日の穏やかな天候からは一転、時折強風の吹いた大会最終日、上位陣がスコアに伸び悩みを見せる中、首位と1打差の3位タイからスタートした韓国の金ナリが、通算4アンダーと伸ばし逆転で優勝を飾った。この勝利は金自身、2010年の「大王製紙エリエールレディスオープン」以来3シーズンぶり、ツアー通算2勝目となる。
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通算3アンダーの単独2位には櫻井有希、通算2アンダーの3位タイには昨年覇者の佐伯三貴ほか、下川めぐみ、酒井美紀の3選手、通算1アンダーの6位タイには穴井詩、服部真夕が並んだ。そのほか14歳のアマチュア植竹希望はスコアを6つ落として19位タイでフィニッシュしている。
<穏やかな気持ちで逆転勝利を果たした金>
朝から強めの風が吹き抜けた花屋敷GCは、前半からスコアを崩す選手が続出。通算4アンダーで2010年以来の優勝を果たした金ナリも3番パー3でダブルボギーをたたき、一時は優勝争いから脱落しそうになった。
ところが、6番でバーディを奪うと後半に入って10番、11番とアゲンストのホールで連続バーディを奪い3アンダーに浮上すると、14番でも2.5メートルを決めて4アンダーに抜け出した。「14番でバーディが来て、優勝できるかもと思いました」と心境を振り返る。
しかし、終盤にも難易度の高いホールは続くため「最後までドキドキしながらラウンドしました」と、18番では2打目でグリーンをとらえられず、斜面から20ヤードのアプローチを残した。しかし「オフにたくさん練習をしました」というアプローチの技術でピン上1メートルにつけ、パーセーブとした。
勝因を「3番のダボを深刻に考えなかったこと」と話す金は、4番以降4つのバーディを奪い、ボギーは一つもたたかなかった。「今年はたくさん優勝をしたい」と目標を掲げる金は使用クラブもコーチも今季から一新し、シーズン6戦目にして優勝を掴んだ。