ヤマハレディースオープン葛城フォトギャラリー
2013年 ヤマハレディースオープン葛城
期間:04/04〜04/07 場所:葛城GC山名コース(静岡)
サタヤ1打差首位キープ!馬場、大山が続く
2013/04/05 17:24
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇葛城GC 山名コース(静岡県)◇6,549ヤード(パー72)
6アンダー単独首位でスタートしたO.サタヤ(タイ)が、3バーディ、2ボギーとスコアを1つしか伸ばせなかったが、通算7アンダーで単独首位をキープしている。1打差の通算6アンダー2位タイには馬場ゆかり、大山志保の日本勢2人とイ・ボミ、キム・ヒョージュ、リ・エスドの韓国勢3人、さらに中国のパン・イエンホンといった6人が集団を形成している。
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通算4アンダー8位タイには大会連覇を狙う笠りつ子、今季開幕戦を制しその後3試合も3位以内を外していない森田理香子や若林舞衣子など6人が並んでいる。8番パー4でイーグルを奪うなど3ストローク伸ばした横峯さくらは、通算3アンダー14位タイに浮上。
先週ツアー初優勝を果たした堀奈津佳もスコアを1つ伸ばして通算2アンダー17位タイ。全美貞(韓国)、北田瑠衣、茂木宏美、青山加織らと並んだ。今大会は今年から4日間競技になり、120名が出場した予選ラウンドを終えて通算3オーバー59位タイまでの72名が決勝ラウンド進出を決めた。
<サタヤ 混戦を一歩リードし初優勝へ前進>
2週連続でツアー初優勝者が誕生している中、今週もその流れに乗る勢いを見せているサタヤ。初日に比べてやや風も強まり、全体的に伸び悩む展開となる中、3バーディ、2ボギーにまとめて首位の座を死守した。
スタートホールの1番、4番(パー3)とバーディを重ねる好発進。首位を快走していたが、最難関の16番でティショットを右の斜面に曲げてボギーとすると、17番(パー)では3パットにより連続でスコアを落とす。しかし、最終18番(パー5)をバーディで締めくくり、「まだ2日間あるので、このプレーを続けていきたい」と及第点をつけた。
米国女子ツアー参戦を夢見て、18歳で渡米。その後はツアー出場もままならない日々が続き、コーチの勧めもあって照準を日本ツアーに変更、2011年のプロテストにトップ合格を果たした。当時、「日本で優勝できたり賞金女王になれれば、またアメリカに行きたい」と話していたサタヤ。夢舞台への情熱は、今もその胸に秘められている。
今シーズン開幕前にはアダムスゴルフとクラブ契約。今季4試合を終えてトップ10フィニッシュ2回と首位に絡む活躍を見せており、新たなクラブを手に初タイトルの予感を匂わせる好調ぶりだ。今年の目標に掲げる初優勝を達成し、再び米ツアー挑戦への第一歩を踏み出せるか。