【スーパースロー】大山志保の2013年スイング
2013年 アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
期間:03/29〜03/31 場所:UMKCC(宮崎)
地元の大山が首位タイ発進! 木戸とO.サタヤが並走
◇国内女子◇アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日◇UMKCC(宮崎県)◇6,470ヤード(パー72)
混戦の幕開けとなった初日。地元・宮崎県出身の大山志保が5バーディ、ノーボギーの「67」をマークし、同じく「67」とした木戸愛とO.サタヤ(タイ)と並び、5アンダーの首位タイスタートを切った。
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4アンダーの4位タイに、開幕戦を制している森田理香子をはじめ、菊地絵理香、香妻琴乃、野村敏京、アン・ソンジュ(韓国)、ウェイ・ユンジェ(台湾)の6人。さらに1打差の10位タイに、比嘉真美子、金田久美子、全美貞(韓国)ら8人が続く。宮崎県在住の横峯さくらは、先週優勝の一ノ瀬優希らと並びイーブンパーの47位タイとしている。
<地元の大山志保「いつも以上の自分が出せた」>
今年、第1回大会を迎えた「アクサレディスin宮崎」の初日、地元宮崎の大山志保が、5バーディノーボギーの完璧なゴルフで、首位タイの好スタートを決めた。
「この大会に照準を合わせていた」と大山の鼻息も荒い。今年は体の怪我も癒え、「痛み無く振れている」と、まずは悩み無くゴルフを出来ている喜びがある。そして、地元の大ギャラリーの後押しも大きい。「知っている人ばっかりで、みんな志保ちゃん、志保ちゃん言ってくれる。こんなことはリコーカップくらいしかないから、頑張って良いプレーをしたいです」。
先週は強気のパットが影を潜め、本人が嫌う“弱くて入らない”というパットに不満が溜まった。「打ち過ぎてしまうので、オーバーするのを怖がっていた」と自己分析した今週、持ち味を再認識し、グリーン上で攻めの姿勢を貫いた。
14番、ティショットを左に曲げた大山の球はOB杭ぎりぎりで止まる。2打目はクラブが枝に当たってスイングできずに、グリーン手前40ヤードに運ぶのがやっと。アプローチも4メートルショートしたが、「気持ちがすごい乗っていたし、絶対入ると思いました」とこのパットをねじ込んで「いつも以上の自分が出せた」と喜んだ。
「これだけ応援してもらって、これをプレッシャーと言っちゃいけないですね。ありがたいし、感謝しないといけない。スポンサーさんにも感謝だし、地元で大会をしてくれて私にとってもありがたい。良い成績を収めて、長く宮崎でトーナメントを続けて貰いたいです」。素直な言葉が、大山の口からあふれ出た。