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原江里菜、大会レコード更新の圧勝でツアー初優勝!

長野県にある軽井沢72ゴルフ北コースで行われている国内女子ツアー第22戦「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日は、曇り空となり予選2日間より涼しさの感じられる中でのラウンドとなった。

2日目を終え、2位に6打差をつけて単独首位に立った原江里菜。「前の日に緊張することはあるけど1番ティで緊張したのは久しぶり」と、最終日は初優勝のプレッシャーが襲い掛かる。だが、1番をパーで切り抜けると、続く2番パー5でピン上6mからのバーディパットを沈めて、序盤で早くも流れを掴んだ。

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その後も4番から3連続バーディを奪うなど、前半を終えて通算18アンダー。「良いパットが入りだしたので、スコアしか見ていなかった」という原は、後半に入っても13番で8m、16番で10mとロングパットをことごとく沈め、最終18番も1mのウィニングパットをきっちり沈めると、両手を挙げてガッツポーズ。最終日は7バーディノーボギーの「65」で回って通算21アンダーとし、2005年にポーラ・クリーマーが記録した大会レコードを更新する圧勝で、自身のツアー初優勝に花を添えた。

「本当は去年一勝したかったので、初優勝は時間が掛かったと思うけど、この瞬間をワクワクした感じで待っていたので、良かったです。両親の前で優勝できたのが何より嬉しい」という原。ホールアウト後は、同級生の有村智恵らの祝福を受け、喜びを爆発させた。

7打差の通算14アンダーで2位に入ったのは李知姫。通算12アンダーの単独3位には横峯さくらが続き、6月の「サントリーレディス」以来となるベスト10入りを果たした。ローアマチュアは、通算1アンダーで高校3年生の竹村真琴が獲得した。

2008年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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