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終盤のバーディラッシュで日本がリード

日本及び韓国の女子プロゴルフ協会の特別後援競技である、「KYORAKU CUP 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦」が、福岡県朝倉市にある福岡センチュリーゴルフ倶楽部で開幕した。

各国13名ずつが代表として選ばれ、2日間にわたってそれぞれ12組のストロークマッチプレーでポイントを奪い合う。2000年の第2回大会以降勝ちの無い日本チームだが、初日を6勝1分5敗で終え、13-11と2ポイントのリードを奪った。

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日本チームに勢いをつけたのは、1番手で飛び出した三塚優子。初出場ながら、その飛距離と若さを買われ、「強制的に」1番手に抜擢された。「流れを良くする為に、私が頑張らないといけない。アンダーで回ることだけ心掛けた」という三塚は、前半に2つのバーディを奪うと、圧巻は16番からの3連続バーディ。ボギーなしの5アンダーで、安是眩に7打差をつけ完勝した。

その勢いに2番手の原江里菜も続いたが、左肩痛を抱えた朴セリが、粘りのゴルフで諸見里しのぶを退けると、中盤は韓国チームが盛り返す。古閑美保の引き分けを挟んで韓国チームが5試合を連取し、ポイントでもリードを奪った。

しかし、今年の日本チームはこのままでは引き下がらない。チーム最年少の有村智恵が、この日ベストの「64」で宋ボベに18打差をつけて圧勝すると、そこから日本チームの反撃が始まる。

残りは3組。まずは相手と同スコアで18番を迎えた上原彩子が、5mを沈めるバーディフィニッシュで勝利を奪うと、続く横峯さくらも、18番でカラーから7mを沈めて1打差で勝利。最後はキャプテンの米山みどりが、申智愛に先にバーディパットを入れられ並ばれたが、2.5mをきっちりと入れ返して1打差で勝利。終盤の4連続勝利で、日本チームは2004年以来となる初日リードを奪った。

明日も同じく12試合が組まれている。若手主体の日本チームの勢いか、韓国チームの気力が勝るか、明日も激しい戦いが予想される。

2007年 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦



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