SANKYOレディースオープン/優勝者インタビュー
2002年 SANKYOレディースオープン
期間:10/11〜10/13 場所:赤城CC(群馬)
木村敏美が今季初勝利に向け単独首位に立った!
国内女子ツアー「SANKYOレディースオープン」2日目。この日のベストスコアとなる65でまわった木村敏美が、トータル9アンダーで単独首位に踊り出た。
今日2アンダーでスタートした木村は、前半からショット、パットとも好調で、8バーディ1ボギーという内容。最終ホールのパー5では2オンを果たし楽々バーディという好調さだ。2位の藤井かすみに2打差をつけ、今季初勝利に向け一歩前進した。
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「最近は若いプロの子たちに『今日はいくつでまわるんですか?』なんて聞かれます。目標にされてるのか、狙われているのか分かりませんが(笑)、それが良い刺激になっている。明日は、自分にプレッシャーをかけないように安定したゴルフを心がけて、それが優勝という結果に結びつけば良いと思ってやる。明日は相手が藤井さんだから、おいていかれないように気を引き締めていきたい」
木村は今季好調で、未勝利ながら現在賞金ランク6位。6月の廣済堂レディースゴルフカップでは最終日に藤野オリエに逆転され優勝をさらわれるなど、惜しい試合をいくつも落としている。若手に優勝のお手本を見せることができるか注目だ。
7アンダーの2位には藤井かすみ。今日藤井は出だしでバーディを奪ったが、8番パー3ではティショットがOBとなってしまい、ダブルボギー。前半を37で折り返し、迎えた後半で11番ホールから5連続バーディを奪う快進撃を見せ、一気にリーダーボード上位に浮上してきた。
「8番のOBでアタマにきて、そこからガンガン攻めはじめました。最終日に最終組で木村(敏美)さんとまわったことがないので楽しみ。木村さんがどんな攻撃をしかけてくるか怖いけど(笑)」
そして3位には坂東貴代がつけた。前半はボギー1つでスコアを落としたが、後半は4バーディ、1ボギーで盛り返した。
「明日はすごい2人(木村敏美と藤井かすみ)と同じ組になってしまいました(笑)。2人はパワフルで面白い。でも私は我が道を行こうかな」
最終日、最終組の3人はどんなドラマを演出してくれるのだろうか。