選手コメント集/マンシングウェアレディース東海クラシック 最終日
2002年 マンシングウェアレディース東海クラシック
期間:09/20〜09/22 場所:涼仙GC(三重)
藤井かすみが再逆転し、シーズン2勝目。ランキングも2位に浮上した
国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」は、初日に単独首位に立った藤井かすみと2日目に首位になった小野香子の同期対決となった。
最終日に3ストローク伸ばした藤井が、12アンダーまで伸ばし再逆転してシーズン2勝目を挙げた。今週の藤井は、9番、18番のパー5でスコアを稼いだ。初日9番でイーグルを奪い、それ以外は全てバーディ。この2ホールで7アンダーを叩き出している。ロングヒッターの藤井ならではの攻め方が出来たようだ。
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「今朝は、67くらいで回ってこないと優勝はないと思っていたので、目標はそこにおいていました。ショットもまあまあ良かったと思う。体が固くなっているわりには。それが上手いこと全部1ピンくらいについていた」
自分のゴルフにがむしゃらさが足りないという藤井は「これからは2位でもいいかなという感じではなくて、勝つということに執着して、やっていきたい」
藤井はこの試合の賞金1080万円を加え、生涯獲得賞金が2億円に達した。今シーズンの賞金も4900万円を超え、ランキングは2位。首位の不動裕理が6200万円で、藤井、久保樹乃、藤野オリエが僅差で争っている。
最終日にスコアを1つ落としてしまい、逆転優勝を許してしまった小野。スタートの1番でボギーを叩き、勢いに乗ることが出来なかった。3番パー5でバーディを奪ったが、8番でボギーを叩き藤井にリードを許してしまった。その後はチャンスにも恵まれず、小野にとっては苦しい1日になってしまった。
頚椎にバクダンを抱える小野だが、最近は痛みもなく心配はないという。2日間調子の良かったパットが決まらず、スコアを伸ばせなかったが、シーズン後半に向け、この調子で優勝争いに加わって欲しい。
ベテランの安井純子が、3ストローク伸ばして9アンダー単独3位。そして、最近好調の木村敏美が、6ストローク伸ばし8アンダー単独4位に食い込んだ。今シーズン休みなしで参戦を続ける木村は、疲れも見せず頑張っている。