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好調の久保、そして新人の魏が首位で並んだ

国内女子ツアー「ヴァーナルレディース」の2日目、初日の上位陣は沈黙し順位が大きく入れ替わった。まず首位に立ったのは、今シーズン絶好調の久保樹乃。開幕戦で同じミズノに所属する藤井かすみと熾烈な優勝争いの末2位になった。

3戦目では優勝したト阿玉と同じ2オーバーからスコアを伸ばしたが、僅かに1打足りずやはり2位となっている。シード権復活どころか、出れば毎試合優勝争いに絡むほど安定した成績を残している。今度こそ優勝することができるだろうか。

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この日の久保は、前半イーブンパーだったが、後半に入ると11番から3連続バーディ。14番のボギーを挟んで、再び15番から3ホール続けてバーディを奪った。「ハーフ31は初めてです。明日は優勝したいというよりは、コースにはまらないようにクリアしていきたいです。その中で良い競り合いができればいいですね」

しかし、久保の横には強敵が現れた。台湾出身の魏ユンジェである。魏は昨年8月に行われたプロテストで、2位に5打差をつける12アンダーという記録でトップ合格を果たした。テストで競技委員長を務めた岡本綾子が、「すぐにでもレギュラーツアーで上位に入れる」と、その実力を認めている。

そして、1位にだけ与えられるレギュラーツアー8試合の出場資格で、賞金シードを獲得したのだ。この日の魏はスタートの1番でボギーを叩いたが、2、3番を連続バーディ、前半は2つスコアを伸ばした。さらに後半4バーディを奪い66をマークした。

「66というスコアは自己ベストです。トーナメントリーダーもはじめて。今日はアイアンとパターが良かった。明日は自分のベストを尽くして自分のプレーをしたい」新人らしからぬ堂々としたプレー振りで優勝を狙う。

また、1打差に初日首位の日吉久美子、3アンダーには若手の山崎礼奈が浮上してきた。初日4アンダー単独2位に東尾理子は3ストローク落とし、1アンダー7位に後退してしまった。

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2002年 ヴァーナルレディース



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