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最終ホールの劇的なバーディで、今季初勝利を達成!

首位と2打差の通算5アンダーで「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」最終日を迎えた横峯さくら。この日はスタート時から風が強く吹きつけ、前日までのスコアの伸ばし合いから一転、上位のスコアが伸び悩む展開となった。

そんな中、5番、6番と連続バーディを奪い、早々と優勝争いに名乗りを挙げる。8番、10番をボギーとして一時不穏な空気が流れたが、続く11番、12番と再び連続バーディを奪って持ち直す。しかし、どうしてもバーディが欲しかったはずの16番パー5。2打目を打つ前に携帯電話が鳴ったことでリズムが崩れたのか、ここをボギーとしてしまう。「仕方がないかな、と。17番、18番でバーディを獲ってやろうと思いました」という横峯は、自身を含め通算6アンダーで4人が並ぶ中で迎えた18番パー4。「難しいピン位置だったので、まずは(グリーンに)乗せよう」、と思って打ったという第2打を、ピン横4メートルにナイスオン。「スネークっぽい、(フックとスライスの)どちらにも見えるラインだった」と振り返る、プレッシャーのかかるこのパットを見事に沈め、通算7アンダーと頭一つ抜け出してホールアウトした。

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そして、通算6アンダーで18番を迎えた最終組の中田美枝馬場ゆかりはバーディを奪えず、この時点で優勝が決定。嬉しい今季初勝利、そして通算6勝目を達成した。

会見で「率直に、嬉しいですね」と話した横峯。「マイペースで行こうと思ってボードは見ないようにしていたんですけど、目に入っちゃって・・・。ところどころで優勝を意識しちゃったけど、最後まで諦めずにできたことが良かったです」と、「諦めずにできたこと」を勝因に挙げていた。

18番グリーン上での勝利者インタビューでは、「目標は賞金女王」と自分に言い聞かせるように公言した横峯。今週の勝利で賞金ランキング3位に上昇し、その言葉も現実味を帯びてきた。
「(全美貞を抜くには)最低4勝はしないといけないと思います」
横峯が追い上げるという構図は、今週の大会と同様、最も面白くエキサイティングな展開となることだろう。

2007年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン



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