アピタ・サークルK・サンクスレディス/宮里藍涙の優勝インタビュー
2003年 アピタ・サークルK・サンクスレディス
期間:06/20〜06/22 場所:ユーグリーン中津川GC(岐阜)
ついに勝った!!魏ユンジェが辛うじて逃げ切り初V!
国内女子ツアー第11戦「アピタ・サークルK・サンクスレディス」が6月20日(金)から6月22日(日)までの3日間、岐阜県のユーグリーン中津川GCで開催された。
初日4アンダーで5人が並ぶ混戦となったが、2日目に台湾の魏ユンジェが2位に4打差の8アンダーで飛び出した。今シーズンすでに2位に2回入っている魏としては、ノドから手が出るほど欲しいのが”優勝”の2文字。そのプレッシャーからか、最終日は思うようにスコアを伸ばせなかった。
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スタートの1番ホールでは、ショットの距離感が合わずボギー。その後はパーセーブを繰り返し耐えるゴルフになった。中盤10、11番で連続バーディを奪い少し楽な展開になるかと思われたが、得意のガッツポーズと雄叫びが出る場面が無かった。
最終18番ホール、7アンダーでフィニッシュした古閑美保とは2打差。2オンに成功した魏のファーストパットは、カップの反対サイドのカラーまで転がってしまった。返しを60センチに寄せたが、最後は緊張の表情を隠し切れず息を飲んだ。そして、この短いボギーパットを慎重に沈め、溜まっていた雄叫びを一気に吐き出した。プロテスト合格時から注目されていた魏がついに優勝を果たし、これから何勝積み上げていくのか楽しみになってきた。
そして1打差の2位に入ったのはプロ2年目の古閑美保。中盤11番ホールから4連続バーディを奪った古閑は、17番パー3で唯一のボギーを叩いたが、最終18番で快心のバーディを奪った。この日のベストスコア67をマークし、2アンダー10位から単独2位。優勝した魏と同じく期待の新鋭が現れた。
さらに1打差の6アンダー単独3位には、お馴染みの不動裕理。前半スコアを伸ばし優勝争いに絡むかと思われたが、先週同様スパートが少し遅かった。