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経験の差!? 藤井かすみが逆転でシーズン1勝目!

国内女子ツアー第4戦「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」が、香川県の屋島カントリークラブで開催された。初日が濃霧のため、6年ぶりの日没サスペンデッドになる波乱の幕開け。さらに、第1ラウンドを終えたところで首位に立った李知姫が、3週連続優勝を諦め「棄権」という異例の事態となった。

大会を締めくくったのは、昨シーズン3勝を挙げた藤井かすみだった。4アンダー5位からスタートした藤井は、前半2つスコアを伸ばし優勝争いに加わった。そして、終盤の16番から最終18番ホールまで3連続バーディでフィニッシュ。9アンダーまで伸ばし逆転優勝を決めた。

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藤井にかわされてしまったが、大健闘を見せたのがプロ4年目の中田三枝だ。あまり恵まれた身体ではない中田は、飛距離的では藤井などとは勝負にならない。しかし、100ヤード以内のアプローチが正確で、着実にスコアを伸ばし優勝争いにくらいついた。

最終18番パー5では3オンに成功したが、下り3メートルの難しいラインを残してしまった。バーディパットを沈めれば、藤井とのプレーオフという状況だったが、ボールは無情にもカップの右をすり抜けてしまった。

さらに1打差の3位には、最終日を8アンダーの単独首位でスタートした白戸由香と、今シーズンから日本ツアーに参戦しているイングランドのサマンサ・ヘッドが7アンダーで並んだ。

ヘッドは昨年末のクオリファイで2位に入り、今シーズンほとんどの試合に出場できるのだが、すでに4試合連続で予選を通過し順位も上げてきた。シーズン中に優勝しそうな勢いがある。

また、第1ラウンドの15番パー3で、自身2度目のホールインワンを達成し、2日目までトーナメントをリードした白戸は、最終日の後半スコアを伸ばせず優勝争いから脱落してしまった。最終18番では3打目をピン横50センチに寄せたのだが、このパットを外し、単独3位の賞金を逃してしまった。

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2003年 カトキチクイーンズゴルフトーナメント



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