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藤田幸希が逆転、今季初勝利を手に!

◇国内女子◇富士通レディース 最終日◇東急セブンハンドレッドC(千葉)◇6,635ヤード(パー72)◇晴れ◇ギャラリー数:4883人

終盤まで1打を争う接戦となった最終日、2位タイからスタートした藤田幸希が2つ伸ばして逆転。通算7アンダーで今季初勝利を獲得し、ツアー通算5勝目を手にした。

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通算6アンダーの単独2位には、惜しくも大会連覇を逃したアン・ソンジュ(韓国)。通算5アンダーの3位タイに、藤本麻子井芹美保子タミー・ダーディン(オーストラリア)が続いた。単独首位からスタートした服部真夕は4つ落とし、通算2アンダーの13位タイ。また、古閑美保は通算2オーバーの31位タイ、横峯さくらは通算3オーバーの34位タイで3日間の戦いを終えている。

<「勝ちたくて勝てた」と笑顔の藤田幸希>
9月の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」で大会連覇のチャンスもあったが、最終日にスコアを伸ばせず悔しい思いをした藤田幸希。今大会最終日を首位と1打差の2位タイで迎え「絶対に勝ちたい」と心に秘めてスタートし、見事逆転優勝。「最近、服部真夕ちゃんとか、有村智恵ちゃんが、勝ちたくて勝てたというのを見て、自分はいままで勝ちたいという気持ちを抑えて戦って優勝を逃してきたので・・・。今回は自分が勝つんだという強い気持ちを持って勝てたことが本当に嬉しいです」。これでツアー通算5勝目。「今年もリコーカップ(最終戦)に出られる」とホッと胸をなでおろす。

<惜しくも2週連続大会連覇を逃したアン>
今大会を優勝すればツアー史上初の2週連続で大会連覇という記録を打ち立てることになっていたアン・ソンジュ。2番、3番と連続ボギーをたたくが、その後4つのバーディを積み重ね、15番で単独首位に浮上した。ところが、17番パー3でボギーをたたき単独2位に後退。「16番パー5でバーディパットのラインを読み間違えて、17番ではパーパットが打ち切れませんでした。連続ミスがもったいない」と振り返る。それでも賞金700万円を積み重ね、2年連続での女王獲得にまた一歩近づいた。

藤本麻子は粘りのゴルフで3位タイ>
首位と3打差、通算3アンダー9位でスタートした藤本麻子が通算5アンダー3位タイに食い込んだ。前半1バーディと静かなゴルフをしていたが、後半は3バーディ、2ボギーと本来の攻めのゴルフでさらに1ストローク伸ばした。「ボードは見ないようにしていましたが、中盤は力が入ってしまって連続ボギーにしてしまいました」。その連続ボギーがなければ、優勝スコアに届いていたこともあり、後悔する藤本。追い上げを見せたが、ツアー初優勝にはまたしても届かなかった。

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2011年 富士通レディース



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