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さくらとしのぶのデッドヒート、大山3位、宮里8位

宮崎県の宮崎カントリークラブで行われている国内女子ゴルフツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ」3日目。この日も朝から雨が降り続くあいにくの天気となったが、会場には4千人を超えるギャラリーが詰めかけ、スタートの1番ティから悪条件をものともせずにプレイする選手たちに、熱い声援を送っていた。

最終組は、4アンダーの横峯さくらと、3アンダーの諸見里しのぶという若い2人。横峯はスタートの1番ホールで3パットのボギーを叩いてしまうが、直後の2番で20メートル近いロングパットを沈めてすぐに取り返すと、3番、4番と3連続でバーディを奪う。一方の諸見里も、2番でバーディを奪うと、3番ではグリーン手前30ヤードからチップインバーディ。こちらも3連続バーディでスコアを伸ばした。

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結局、この日「70」で回った横峯と、「69」で回った諸見里がともに通算6アンダーで首位に並んだ。「もったいない部分もあったけど、この条件をアンダーパーで回れたから、まあ良しかな」という横峯と、「前半伸ばせてラッキーだったけど、後半伸ばせなかったのが残念」という諸見里。ともに、最終組で初のメジャータイトル獲得に挑戦する。

その2人に3打差で迫るのは、新賞金女王の大山志保だ。この日3バーディノーボギーとスコアを伸ばした大山は、通算3アンダーで首位と3打差の好位置につけている。「条件が悪い方が、自分がちょっと頑張れば追いつけそうなので、好きです」と明日の雨も大歓迎。地元の声援も味方につけ、得意の追い上げで逆転優勝を狙う。

なお、宮里藍は3バーディ2ボギーと1つスコアを伸ばしたものの、首位と7打差の8位と苦戦を強いられている。

関連リンク

2006年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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