「ダンロップフェニックストーナメント」最終スコア
2023年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/16〜11/19 場所:フェニックスCC(宮崎)
杉浦悠太が大会初&史上7人目のアマチュアV
◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 最終日(19日)◇フェニックスCC(宮崎)◇7042yd(パー71)◇晴れ(観衆6865人)
後続に4打差の単独首位からスタートした杉浦悠太(日大4年)が4バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「71」で回って通算12アンダーで逃げ切った。開催50回の「ダンロップフェニックストーナメント」でアマチュア選手が勝つのは史上初。ツアー史上では、昨年「パナソニックオープン」優勝の蝉川泰果に続く史上7人目(8回目)となった。
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優勝スピーチでは「記念すべき50回大会で優勝することができてうれしいです。アマチュア最後の試合で優勝できました。これからはプロとして頑張っていきます」とコメント。杉浦はプロ転向して来季の日本ツアー参戦を目指し、11月28日から始まる予選会(サードQT)に出場を予定していた。しかし、今大会優勝で予選会をスキップでき、2025年末までのシード権を保持できる。
杉浦は愛知県出身で、福井工大福井高から日大に進学。2019年からJGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチーム入りし、昨年の「日本オープン」3位。世界アマチュアゴルフランキング12位。今季はここまでツアー5試合に出場し、最上位は4月「東建ホームメイトカップ」11位で、本大会は9月下部ABEMAツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ」優勝で出場を決めていた。
通算9アンダー2位にこの日のベストスコアタイ「66」をマークした蝉川泰果と、3位から出て「69」で回った中島啓太。いずれも歴代アマチュア優勝者だった。
7打差4位から出た松山英樹は「71」止まりで、昨年大会覇者の比嘉一貴らと並ぶ10位。
賞金ランクトップの中島を追う2位・金谷拓実はイーブンパー37位、石川遼は「77」と崩れ、60位に終わった。
<上位成績>
優勝/-12/杉浦悠太(アマ)
2T/-9/蝉川泰果、中島啓太
4T/-7/幡地隆寛、宮里優作、ブラッド・ケネディ
7T/-6/吉田泰基、細野勇策、平田憲聖
10T/-5/木下稜介、稲森佑貴、比嘉一貴、松山英樹