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蝉川泰果が首位キープ 中島啓太と石川遼は予選落ち/国内男子

◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 2日目(29日)◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)◇晴れ(観衆2228人)

単独首位からスタートした蝉川泰果が2バーディ、3ボギーの「72」と落としながらも通算9アンダーでトップをキープ。後続に1打差をつけて決勝ラウンドに進んだ。

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「61」でトーナメントコース記録を塗り替えた初日とは打って変わって、我慢の一日。「完ぺきだった」というティショットがガードバンカーにつかまり、リカバリーもミスした13番(パー3)のボギーを悔やみつつ、表情は明るい。

1Wショットで右にOBを打った11番は“ナイスボギー”でしのぎ、15番(パー5)は奥から25ydほどのチップインバーディを決めた。直近4試合で2度の予選落ちもあった中での優勝争い。「これだけ耐えたので、あしたはあしたで良いことがあるんじゃないかなと思う。1日目のような良いイメージを持って、1ショット1ショットに集中したい」と意気込んだ。

通算8アンダーの2位に木下稜介木下裕太。通算7アンダーの4位に「68」と伸ばした賞金ランキング2位の金谷拓実が続く。

34位から出た星野陸也が7バーディ、2ボギーとこの日のベストスコア「66」で回り、通算6アンダーの5位に浮上した。前年覇者の河本力は9位から「74」とし、通算1アンダーの37位で週末に向かう。

賞金ランク1位の中島啓太は34位から2バーディ、6ボギーの「75」と崩れ、カットラインに1打届かない通算3オーバー71位で今季初の予選落ちを喫した。

中島と同組でプレーした石川遼も85位から「72」と落として通算3オーバー。2009年に制した歴代優勝大会を、08年以来となる予選落ちで終えた。

<上位成績>
1/-9/蝉川泰果
2T/-8/木下稜介木下裕太
4/-7/金谷拓実
5T/-6/星野陸也稲森佑貴前田光史朗
8T/-5/清水大成小木曽喬市原弘大平田憲聖

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