<前年>河本力が史上3人目のルーキーシーズン複数回優勝
2023年 バンテリン東海クラシック
期間:09/28〜10/01 場所:三好CC西コース(愛知)
河本力が大会初の連覇&ドラコン雪辱へ 星野陸也は5カ月ぶり国内参戦
◇国内男子◇バンテリン東海クラシック 事前情報◇三好CC西コース (愛知)◇7300yd(パー71)
残り9戦とカウントダウンに入った今季国内男子ツアーの19試合目が28日(木)に開幕する。1973年から長い歴史を誇るトーナメントは、ことしも愛知・三好CC西コースが舞台。賞金総額1億1000万円(優勝2200万円)をかけ、114選手が力と技を競う。
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倉本昌弘の3勝を筆頭に尾崎将司、青木功、伊澤利光といった名選手が複数回Vを達成しながら、達成者ゼロの大会連覇に河本力が挑む。昨季ルーキーで2勝をマークした23歳にとっては、終盤戦に上昇カーブを描くためのシーズン初勝利が欲しい。
大会3日目に行われる恒例のドライビングコンテストも3連覇中のチャン・キムが不在とあり、本命視されることは間違いない。まさかの“記録なし”に終わった1年前の雪辱を期す。
今季DPワールドツアー(欧州ツアー)に参戦している星野陸也が帰国して出場。大会主催の興和株式会社(本社:名古屋市)と所属契約を結ぶホストプロは、4月「中日クラウンズ」以来と約5カ月ぶりの国内ツアーでもある。米下部コーンフェリーツアーのシーズンを終えた桂川有人は前年最終日に4打差逆転を許したリベンジがかかる地元大会だ。
中島啓太と金谷拓実が引っ張る賞金レースでは、4位につけるソン・ヨンハン(韓国)が不在。10月19日開幕の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」の切符につながる上位8人(金谷が別の出場資格を持つため実質9位まで)の争いも残り3試合となり、11位の谷原秀人、12位の石川遼らは一戦一戦が重要な意味を持つ。
開催コース所属の上井邦浩は初優勝を逃した7月「日本プロ」以来のレギュラーツアーに臨む。主催者推薦でフィールド入りした「日本アマ」覇者・中野麟太朗(早大)は、15位に入った「フジサンケイクラシック」から4週ぶりの登場だ。
初日のペアリングも発表され、河本は桂川、蝉川泰果と同組。石川は中島、永野竜太郎と、星野は金谷、今平周吾とともにプレーする。
<主な出場予定選手>
河本力、池田勇太、石川遼、今平周吾、岩田寛、大槻智春、片山晋呉、桂川有人、金谷拓実、蝉川泰果、谷口徹、谷原秀人、中島啓太、永野竜太郎、平田憲聖、星野陸也、宮里優作、宮本勝昌、中野麟太朗(アマ)