賞金ランクトップを走る比嘉一貴（写真は前週の「シンハン ドンヘ オープン）

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前情報◇札幌GC輪厚コース（北海道）◇7063yd（パー72）

比嘉一貴が賞金レースをリードする国内男子ツアーは、戦いの舞台を北の大地に移す。1973年に始まり、現存する北海道最古のツアー大会は15日（木）に開幕。井上誠一設計の輪厚コースが改修工事を終えて120人の選手を迎える。

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賞金王争いはシーズン半ばの「シンハン ドンヘ オープン」で今季3勝目を飾った比嘉を、桂川有人が約2800万円差で追う展開。賞金総額1億円（優勝2000万円）の本大会を終えてもトップの座は揺るがないとはいえ、3位の大西魁斗、4位の岩田寛ら上位は接戦で、後続の一番手に抜け出たい。

ランク9位の大槻智春にとっては雪辱の機会になる。昨年は2打差の首位で迎えた最終日に「72」で後退。スコット・ビンセント（ジンバブエ／今年は欠場）に逆転を許した。ベテランの矢野東も2008年大会以来の優勝のチャンスがあっただけに5位フィニッシュには悔しさも残った。

国内のトップ選手が勢ぞろいする中、米国を主戦場にする小平智が日本ツアーに今季初めてエントリーした。石川遼は2試合ぶりの登場、大会3日目の17日（土）に31歳の誕生日を迎える。

＜主な出場予定選手＞
浅地洋佑、池田勇太、池村寛世、石川遼、石坂友宏、出水田大二郎、稲森佑貴、今平周吾、岩田寛、大西魁斗、片山晋呉、桂川有人、河本力、木下稜介、香妻陣一朗、小平智、谷原秀人、時松隆光、比嘉一貴、久常涼、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作