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蝉川泰果が史上6人目の快挙 大会2年連続のアマチュアV

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 最終日(25日)◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)

首位に並んで出たアマチュアの蝉川泰果(せみかわ・たいが/東北福祉大4年)が後半の5連続を含む8バーディ、2ボギーの「66」で回り、通算22アンダーと伸ばして、前年大会の中島啓太に続くツアー史上6人目のアマチュア優勝(※)を達成した。

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蝉川は今年6月のABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」でもアマチュアVを遂げており、アマチュアとしてレギュラーと下部の2つのツアーで優勝を果たしたのは史上初の快挙となった。

名前の「泰果」はタイガー・ウッズに由来。松山英樹らを輩出した東北福祉大ゴルフ部で腕を磨く兵庫出身の21歳。日本ゴルフ協会(JGA)の男子ナショナルチームとして中島啓太岡田晃平(東北福祉大3年)とともに出場した今月の「世界アマチュアゴルフチーム選手権」では、個人戦2位に入る活躍を見せた。

1打差2位に岩崎亜久竜、通算19アンダー3位に桂川有人、通算18アンダー4位は20歳の久常涼が入った。

首位タイで出た50歳の宮本勝昌は、ジュビック・パグンサン(フィリピン)と並んで通算17アンダー5位だった。

2週連続優勝を狙って首位で出た大槻智春は、小平智らと並んで通算15アンダー10位。前年大会覇者として臨んだ中島啓太は通算8アンダー48位でプロデビュー戦を終えた。

<上位の最終成績>
優勝/-22/蝉川泰果
2/-21/岩崎亜久竜
3/-19/桂川有人
4/-18/久常涼
5T/-17/宮本勝昌ジュビック・パグンサン
7T/-16/稲森佑貴小田孔明ブラッド・ケネディ

※レギュラーツアーでのアマチュア優勝達成者
倉本昌弘(1980年「中四国オープン」)
石川遼(2007年「マンシングウェアオープンKSB杯」)
松山英樹(2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」)
金谷拓実(2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」)
中島啓太(2021年「パナソニックオープン」)
蝉川泰果(2022年「パナソニックオープン」)

関連リンク

2022年 パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ



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