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プロ5年目の藤島豊和がツアー初優勝を飾る!

山梨県にある富士桜CCで行われている国内男子ツアー第13戦「フジサンケイクラシック」の最終日、優勝争いは永久シード獲得となる通算25勝に挑む片山晋呉と、共にツアー初優勝を目指す藤島豊和岩田寛の3人による激しいデッドヒートとなった。

序盤戦をリードしたのは、単独首位スタートの片山。1番、4番でバーディを奪い、通算13アンダーとすると、5番でボギーを叩いた藤島は通算10アンダーに後退。しかし、片山は9番でフェアウェイからの第2打をグリーン奥のラフにこぼし、そこからのアプローチもミスしてダブルボギーとしてしまう。その間に、7アンダーからスタートした岩田が、1番から4連続バーディを奪うなど、前半を終えて通算12アンダーとし、首位に立った。

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しかし、岩田も13番、14番で連続ボギーを叩いて抜け出せず、結局3人が通算13アンダーで並んで最終ホールを迎えた。最初にチャンスを掴んだのは、最終組の一組前で回る岩田。ピンそば1.5mのバーディチャンスにつけたが、これを決められない。一方、最終組の片山はティショットを左のバンカーに入れ、第2打はバンカーのあごに当たる痛恨のミスショット。ボギーを叩いて優勝争いから脱落した。結局、勝負は最終ホールをパーとした藤島と岩田とのプレーオフにもつれ込んだ。

その第1ホール。ティショットを右のバンカーに入れ、第2打もグリーン右のバンカーに入れた藤島。岩田はフェアウェイ中央をキープしているだけに、「負けたと思った」というが、岩田もこの2打目でグリーンをとらえきれずに右のラフに外してしまう。

勝負を決めたのは藤島のバンカーショットだった。ピンそば80cmにぴたりとつけて、岩田にプレッシャーを掛けると、岩田はアプローチを寄せきれずにボギーとしてしまう。結局、パーセーブした藤島が、ツアー5年目で嬉しい初優勝を飾った。

「絶対勝ちたいと思っていたけど、今週は運もあった。北京オリンピックの北島選手が印象的で、チャンスが来たら絶対に掴もうと思っていた。本当に嬉しいです」。東北福祉大の先輩・岩田を破っての優勝に、「先輩には申し訳ないけど、勝負の世界に同情は無いので(笑)」と勝者の余裕を見せた。

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2008年 フジサンケイクラシック



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