選手1人がPCR検査で新型コロナ陽性 最終ラウンドは予定通り実施
2021年 中日クラウンズ
期間:04/29〜05/02 場所:名古屋GC和合コース(愛知)
前回覇者・宮本勝昌ら5人が首位に並ぶ大混戦 金谷拓実は2打差へ後退
◇国内男子◇中日クラウンズ 3日目(1日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557yd(パー70)
大雨の影響で初日が中止され、54ホール短縮競技で行われる一戦。この日行われた第2ラウンドは、午後4時6分に雷雲接近の影響で中断となり、そのまま日没サスペンデッド。3組9人が競技を完了できずに2日(日)へ持ち越された。
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上位は大混戦の様相。通算7アンダーでトップを走るのは前回2019年大会を制した宮本勝昌のほか、片山晋呉、高山忠洋のベテラン勢に浅地洋佑とソン・ヨンハン(韓国)を加えた5人が並んだ。
宮本は1イーグル7バーディ、3ボギーでこの日のベストスコアに並ぶ「64」をマーク。前回の優勝をアシストしたハウスキャディの遠竹則子さんのアドバイスを頼りに、5m前後のパットを立て続けに決めた。後半10番からの3連続で「スムースな、クレバーなプレーをしやすくしてくれた」と和合の難関バックナインを攻略した。
日大OBでともに48歳の片山との優勝争い。「レギュラーツアーで一緒に戦える。しかも和合で。うれしいというか幸せ」と声をそろえた。
重永亜斗夢が通算6アンダー。単独首位から出た賞金ランキングトップの金谷拓実は「71」で一歩後退。岩田寛とともに通算5アンダーから逆転をうかがう。
前週優勝の星野陸也はイーブンパー。石川遼は3バーディ、3ボギーの「70」と伸ばせず、1オーバーのままだった。
<上位成績(暫定)>
1T/-7/宮本勝昌、片山晋呉、高山忠洋、浅地洋佑、ソン・ヨンハン
6/-6/重永亜斗夢
7T/-5/金谷拓実、岩田寛
9T/-4/森本雄、中西直人、木下稜介、ラヒル・ガンジー