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片山晋呉が圧倒的強さで独走態勢に!

群馬県のレーサムゴルフ&スパリゾートで行われている、国内男子ツアーのメジャー初戦「日本プロゴルフ選手権」の3日目。スタート前から発雷の予報が出ていたものの、15時15分から約25分間中断したにとどまり、競技はスムーズに進行。日中は晴れ間ものぞき、気温は23度を越える暑さとなった。

片山晋呉が圧倒的な強さを発揮した。2位と3打差、通算11アンダーの単独首位からスタートした片山は、1番から3番まで3連続バーディ。その後も2度の2連続バーディを記録したうえ、3日間連続となるノーボギーでまとめ、通算18アンダーでホールアウトした。後続との差を7打差に開く独走態勢を築き、今季初勝利と通算24勝目に王手をかけた。

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通算11アンダーの単独2位に、この日のベストスコア「64」をマークした細川和彦が浮上。長年、潰瘍性大腸炎を患っている細川は、今も6種類以上の薬を服用している。「いつ再発するか分からないし、ゴルフができることが一番嬉しい」という細川。最終日は片山とともに、茨城県出身対決に臨む。

通算10アンダーの単独3位に、中国のW.リャン。通算9アンダーの単独4位には丸山大輔が続いている。丸山は1番パー4の2打目を直接カップに沈め、イーグル発進。一時は片山に迫る勢いを見せたが、後半に失速してしまった。なお、谷原秀人が17番パー5で、残り227ヤードを4番アイアンで直接カップイン。2007年の「日本シリーズJTカップ」、第2ラウンドで平塚哲二がマークして以来のアルバトロスを達成した。

2008年 日本プロゴルフ選手権大会



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