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池田勇太が首位浮上 石川遼は予選落ち

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(13日)◇岐阜関カントリー倶楽部 東コース(岐阜)◇7180yd(パー70)

3打差を追って5位からスタートした池田勇太が6バーディ、2ボギーとし、この日のベストスコア「66」をマーク。7アンダーの単独首位に浮上し、3打のリードを築いて決勝ラウンドへ進んだ。

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前半のイン、後半のアウトともに1ボギーの後に3バーディを奪取した池田は、我慢が光った中盤のプレーを、浮上のポイントに挙げた。「チャンスになる(前半)15番、それから難しくなる16番、17番、18番と大雨になった。そこをうまく2アンダーで切り抜けられたのがデカかったと思う」。ショットは復調傾向にあるが、依然「満足いくものは少ない」という。それでも、後半3番では右サイドのフェアウェイバンカーから8Iでピンそば1mにつけてバーディとするなど、スーパープレーもしっかりと見せた。

今シーズンは前半戦を米ツアーのスポット参戦に費やした。本格的に国内に復帰した8月下旬以降、すでに2勝を飾った。今週は体のケア、トレーニングのため3人のスタッフを呼び寄せて万全の態勢を整えている。刃物の産地と知られる関市での大会。優勝副賞のひとつは、地元の刀匠が制作した日本刀だ。2日目のポジションについて池田は「まだ2日目だしね。何が起こるかわからないから気は抜けない」と冷静だったが、副賞については「いいね、それ」と早くも興味を示した。

後続グループは大混戦。通算4アンダーの2位に、パク・サンヒョン(韓国)、竹谷佳孝藤本佳則浅地洋佑の4人。通算3アンダーの6位に、賞金ランキング2位の小平智小田孔明稲森佑貴秋吉翔太重永亜斗夢ら8人が続いた。

61位からスタートした石川遼は2バーディ、7ボギー1ダブルボギーの「77」と崩れ、通算9オーバーの97位。国内ツアーの今季初戦は、下位で予選落ちに終わった。

8人が出場するアマチュア勢では、2015年「日本アマチュア選手権」覇者の金谷拓実(東北福祉大 1年)が通算イーブンパーの27位で最上位。2週連続優勝がかかる宮里優作は通算1オーバーの38位で決勝ラウンドに進んだ。

【主な成績】
順位/スコア/選手名
1/-7/池田勇太
2T/-4/パク・サンヒョン竹谷佳孝藤本佳則浅地洋佑
7T/-3/小平智小田孔明稲森佑貴秋吉翔太重永亜斗夢任成宰B.ジョーンズB.ケネディ

38T/+1/宮里優作 ほか
97T(予選落ち)/+9/石川遼 ほか

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