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2014年 日本オープンゴルフ選手権競技 2日目 スコア結果

最終更新日時:2014/10/19 16:08
順位 通算 選手名 1R 2R 合計
1 -9 P.マークセン 63 68 131
2 -8 池田勇太 64 68 132
3 -6 片山晋呉 68 66 134
4 -4 時松隆光 65 71 136
4 -4 貞方章男 68 68 136
4 -4 小平智 68 68 136
7 -3 S.J.パク 68 69 137
7 -3 片岡大育 66 71 137
7 -3 近藤智弘 68 69 137
7 -3 張棟圭 68 69 137
7 -3 谷原秀人 69 68 137
12 -2 B.ケネディ 68 70 138
12 -2 小林正則 68 70 138
14 -1 竹谷佳孝 68 71 139
14 -1 趙珉珪 68 71 139
14 -1 藤田寛之 71 68 139
14 -1 朴相賢 68 71 139
14 -1 北村晃一 70 69 139
19 E 矢野東 70 70 140
19 E 小田龍一 71 69 140
19 E 塩見好輝 71 69 140
19 E A.スコット 68 72 140
19 E 星野英正 69 71 140
19 E 松村道央 72 68 140
19 E 河井博大 69 71 140
19 E 今野康晴 66 74 140
19 E 小田孔明 68 72 140
19 E 李尚熹 67 73 140
19 E 岩田寛 68 72 140
30 ++1 @岡崎錬 70 71 141
30 ++1 手嶋多一 71 70 141
30 ++1 @幡地隆寛 70 71 141
30 ++1 川村昌弘 71 70 141
30 ++1 増田伸洋 72 69 141
30 ++1 呉阿順 71 70 141
30 ++1 A.ブランド 71 70 141
30 ++1 永野竜太郎 69 72 141
30 ++1 田村尚之 68 73 141
30 ++1 藤本佳則 71 70 141
40 ++2 鍋谷太一 70 72 142
40 ++2 室田淳 70 72 142
40 ++2 宮里優作 71 71 142
40 ++2 近藤龍一 70 72 142
40 ++2 M.ヘンドリー 75 67 142
40 ++2 李泰熙 71 71 142
40 ++2 I.J.ジャン 68 74 142
40 ++2 キム・スンヒョグ 70 72 142
48 ++3 黄重坤 72 71 143
48 ++3 K.T.ゴン 70 73 143
48 ++3 D.オー 68 75 143
48 ++3 久保谷健一 75 68 143
48 ++3 @小浦和也 73 70 143
48 ++3 J.パグンサン 74 69 143
48 ++3 李京勲 67 76 143
48 ++3 富村真治 74 69 143
48 ++3 S.リーニー 71 72 143
48 ++3 岸本翔太 70 73 143
58 ++4 甲斐慎太郎 70 74 144
58 ++4 金庚泰 71 73 144
58 ++4 J.B.パク 72 72 144
58 ++4 @松原大輔 69 75 144
58 ++4 S.K.ホ 72 72 144
58 ++4 @石徳俊樹 72 72 144
58 ++4 丸山大輔 72 72 144
58 ++4 井上信 72 72 144
58 ++4 高山忠洋 73 71 144
58 ++4 山下和宏 73 71 144
以上、67人が決勝ラウンドに進出
68 ++5 野仲茂 73 72 145
68 ++5 市原弘大 72 73 145
68 ++5 小池一平 69 76 145
68 ++5 @小木曽喬 72 73 145
68 ++5 I.H.ホ 72 73 145
68 ++5 稲森佑貴 74 71 145
74 ++6 @小西奨太 73 73 146
74 ++6 川根隆史 73 73 146
74 ++6 @佐藤大平 66 80 146
74 ++6 金亨泰 71 75 146
74 ++6 加瀬秀樹 74 72 146
74 ++6 薗田峻輔 75 71 146
74 ++6 坂本圭治 73 73 146
81 ++7 @篠優希 73 74 147
81 ++7 S.ストレンジ 73 74 147
81 ++7 梅山知宏 72 75 147
81 ++7 澤田健一 74 73 147
81 ++7 M・ガイヤット 72 75 147
81 ++7 白潟英純 75 72 147
81 ++7 @長谷川祥平 70 77 147
81 ++7 池田力 72 75 147
81 ++7 金亨成 74 73 147
81 ++7 @古田幸希 73 74 147
91 ++8 中島徹 73 75 148
91 ++8 @堀川未来夢 72 76 148
91 ++8 鈴木康正 75 73 148
91 ++8 國吉博一 73 75 148
91 ++8 @ヤン・ガン 75 73 148
91 ++8 ポール・シーハン 75 73 148
91 ++8 沖野克文 70 78 148
91 ++8 @比嘉一貴 73 75 148
99 ++9 宮本勝昌 73 76 149
99 ++9 村上貢 75 74 149
99 ++9 中村俊 74 75 149
102 ++10 冨山聡 76 74 150
102 ++10 @谷山優太 75 75 150
102 ++10 河野晃一郎 74 76 150
102 ++10 中山正芳 69 81 150
106 ++11 大宮正幸 71 80 151
106 ++11 @佐藤太地 73 78 151
106 ++11 小林伸太郎 72 79 151
106 ++11 小田新 74 77 151
106 ++11 河野祐輝 74 77 151
111 ++13 @永澤翔 73 80 153
112 ++14 白水将司 76 78 154
112 ++14 三重野里斗 77 77 154
114 ++16 稗田基樹 77 79 156
114 ++16 @片岡尚之 78 78 156
116 ++17 坂牧優太 80 77 157
116 ++17 谷本伊知郎 76 81 157
118 ++18 岡部大将 74 84 158
119 ++19 @金浩延 81 78 159
棄権 河合庄司
@印はアマチュア選手

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アダム・スコット米国PGAツアーを主戦場とするアダム・スコットが、毎週の試合で着用するウエアのコーディネートは、東京・六本木の同社オフィスから発信される。商品開発、デザイナー、マーチャンダイザーに至る少数精鋭のスタッフが、数ある商品の中からポロシャツ、パンツ(ボトムス)、ベルトの組み合わせに知恵を出し合っている。試合の2週前に海を渡る段ボール箱の中には、本戦4日間のほかトーナメント前の練習日、プロアマ戦を含む全部で6日分、そしてシーズンオススメのウエアを加えたアイテムの数々がぎっしり。プライベートの時間でも愛用している薄手のインナー、エアリズム(AIRism)も絶対に欠かせない。
同社のモデルは、ゴルフ場を離れても気軽に着用できるLifeWearだ。スコットとの共同開発で世に出たドライストレッチパンツは、コースで戦う上での機能性が普段の生活の場に大いに還元されたもの。彼の要望として取り入れられた高い伸縮性、速乾性や軽量感は、カジュアル、ビジネス等のシーンを問わず重宝されている。スタイリングにおいても、ファッションデザイナーの滝沢直己氏の監修のもと、レディ-・ガガのスタイリングをも手がけたニコラ・フォルミケッティ氏がプロジェクトに参加。ビッグネームの協力も得て、両者の融合を追究している。
ちなみにスコットお気に入りのカラーリングは、シャツとパンツを同色で統一するスタイル。黒、ネイビーの単色コーディネートの日は、一層気合が入っているのかも?

アダム・スコット「ジェントルマン」はアダム・スコットを表現する言葉として、最も的を射ているフレーズだ。直接折衝を担当するユニクロ・グローバルコミュニケーション部の蓑輪光浩氏は、かつて某スポーツメーカーで多くのプレーヤーと仕事をしてきた経験があるが「サインを求めて『My pleasure(こちらこそありがとう!)』と答えてくれた選手は初めてでした」と言う。プロ車いすテニスプレーヤー・国枝慎吾をはじめ、錦織圭、ノバク・ジョコビッチといったトップテニス選手のウエア開発にも携わってきた商品本部の田中敏氏が驚いたのは「ジョコビッチ選手と同じく勝ちにはこだわりつつも、テニス以上に自然が結果を左右することがあるゴルフと言うスポーツの特性も受け入れる懐の深さを感じる」という、その穏やかな人間性だった。
雄大な南太平洋を望むゴールドコーストで育ったスコットは、ゴルフ、そして海とともに自身の成長を育んできた。大のサーフィン好きが選んだバハマの自宅は、目と鼻の先にビーチがあり、素潜りでモリを持って獲物を捕らえるスピアフィッシングにも興じる。ところで、スコットは学生時代に日本語の授業を選択していた時期があり、ひらがななら多少理解できる。米国で戦う日本の松山英樹や石川遼のよき兄貴分としての振る舞いも、自然と納得がいくものだ。

アダム・スコット今年9月初旬。ユニクロのスタッフのもとに米国で転戦中のアダム・スコットからメールが届いた。「Big Day for UNIQLO!」―― 日本のスポーツ界が震撼したテニス全米オープン。錦織圭が快進撃を続け、ともにユニクロと契約するノバク・ジョコビッチと準決勝を戦う直前のことだった。マスターズチャンピオンも日本のファンと同じように、ニューヨークに熱く視線を注いでいたのである。
それもそのはず、スコットとテニスとの間には切っても切れない縁があった。同じオーストラリア出身で、4大大会通算2勝のレイトン・ヒューイットとは1歳違いで大の仲良しで、どちらもバハマに家があり、オフにはトレーニングを一緒にすることもある。さらにスコットの現在のマネージャーは、かつてヒューイットのサポートをしていたという間柄。もちろん自らもラケットを手に取り、汗を流す。
ジョコビッチとは昨年、ニューヨークで対面し、ドライバーをプレゼントしたスコット。錦織選手も10代の頃からフロリダIMGアカデミーで育ち、女子プロゴルファーの宮里美香と親交があり、ゴルフは趣味のひとつだとか。日本のファンとしては今後、トップアスリート同士の異色のコラボも期待してしまう。

アダム・スコット2013年「マスターズ」。アダム・スコットは、オーガスタの雨が染み込んだユニクロのポロシャツの上にグリーンジャケットを羽織った。開幕直前に契約が発表され、これ以上ない形の“デビュー戦”を喜んだ同社スタッフは「ゴルフ界に大きな声で“Say Hello”が言えたことが大きかった。スポーツメーカーでない我が社の内部においても、すぐに協力体制ができた」と話す。ポロシャツは優勝前の実績を大幅に上回る数が売れ、ベルトは全国で品切れになった。
ゴルフ部門への進出はユニクロの哲学「MADE FOR ALL」に立ち返るものだった。世代や性別を超えた“国民服”をプロデュースする同社が、老若男女がプレーできるゴルフ産業に足を踏み入れたのは自然な流れ。ともすればビジネスの場にも似つかわしいLifeWearが好まれるゴルフは、コート内における高い機能性に特化したテニスとはアプローチの方法が異なったが、それこそがスコットが求めたものだった。
あらゆるスポーツにおいて、契約メーカーに自身の特別ブランドや、一般市場には出回らないモデル提供を求めるプレーヤーは多い。だが彼は違う。誰もがリーズナブルに手にできるウエアを軽快に着こなし、世界最高のツアーで戦っている事実がある。そして、スコットは大きなビジョンを持って言う。「2万円もする高い服を着てプレーするゴルファーは本当に幸せだろうか?そんな世界を、ユニクロとなら一緒に変えられる」と。スコットとユニクロの二人三脚での歩みは、まだ始まったばかりだ。


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