池田勇太が2013年の選手会長に就任
1997年 全日空オープンゴルフトーナメント
期間:09/18〜09/21 場所:札幌GC輪厚コース(北海道)
横田真一、25歳のツアー初勝利
横田真一がついに勝った。3日目の苦しいプレーとは別人のような自信に満ちあふれたラウンド。出だしの2番でこそボギーを叩いたが、3番からは3連続バーディ。以後も7番、9番、12番とバーディを重ねた。32-36、文句無しの68。
「どうやって自分を楽にするか考えました。小学校の頃、空き地でゴルフ大会をして遊んでいたときの気持ちに戻ってプレーしました」と横田。ゴルフは好ショットを望むゲームではなく、いかにミスを少なくするかのゲーム。日本プロでこの教訓を学んだのだと言う。
アマチュア時代には竜ヶ崎での日本オープン・ローアマに輝いたこともある。専修大を出て秋のプロテストに2位合格。翌95年のツアーで悠々のシード入り。しかし初優勝の望まれた96年、出入りの激しいゴルフが災いしてチャンスをものにできなかった。そして今年、優勝して当然と見られてきた「ヨコシン」が、ようやく勝った。
「嬉しい。とにかく今は喜びにひたりたい」という横田。飛び出そうとする体を押さえつけていたサイドブレーキがようやく外れた。もうエンジン全開。「調子が良くなっている。これからが楽しみです」
尾崎健夫も納得のできるゴルフをした。5バーディ、1ボギーと追い上げた。「これで十分。これ以上できない。自分なりに満足しているし、充実感もある。今後もこの調子で勝ちにいく!」
倉本昌弘が最終日、69をマークした。本当に久しぶりの60台。そろそろ復活してもいい頃だ。まだまだ引退するには早過ぎる年齢。かつての爆発力の倉本がよみがえってもおかしくはない。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!