GDO編集部が選ぶ 2012年国内男子ツアー10大ニュース
1997年 PGAフィランスロピートーナメント
期間:07/03〜07/06 場所:メイプルポイントGC(山梨)
尾崎直道、貯金を増やして完全独走中
初日からボギーなしの尾崎直道が、この日もノーボギー。3つのバーディを入れて68。2位に6打差をつけて完全独走モードに入った。
「出だしで1ピンぐらいの難しいパーパットが入って、2番バーディ、3番もすごくいいパー。いいスタートが切れた。もしスタートでつまづくと、後が本当に難しくなるから」という。 米ツアーでは一緒に戦った仲の水巻善典が、前半好調だったのに、途中の3パットからおかしくなった。自分にもその怖さがたっぷりあった。
スコアを伸ばそうというより、ボギーを叩かないようにと心がけてのプレー。グリーンが固く、ピン位置が難しい。どこかでつまづいてしまうと、あとに自信が持てなくなる。そんな恐ろしさのあるラウンドだった。
「チャンスはあったのにずっとバーディがなかったから、最後の18番ではトライしてやろうと思って」ドライバーでティショット。その賭けは成功して1パットバーディ。いいイメージで1日を終えることができた。いいラウンドだったという印象で終えることができた。
「優勝にリーチがかかったね。こうなったら完全試合。明日もボギーなしをテーマにしますよ。レコードかもしれないし。後からいくらでも追っかけておいで、でもボギーは打たないよ、と。とりあえずやるだけやってみます」
本当にやってしまいそう。
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