【’12年10月第3週】谷口徹、キム・ソヒの優勝パター
1998年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント
期間:10/22〜10/25 場所:袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉)
中島常幸、トップを飾る!
昨年のチャンピオンはジャンボ尾崎。先週の敗退はちょっとショックだったはずだが、しかし下を向いてはいられない。早いところ立ち直りぶりを示したいだろう。またまた95年96年の優勝者は丸山茂樹。これも大好きな袖ヶ浦CCだけに、もちろん意欲十分。
しかしもう一人いた。過去優勝56回という中島常幸。なぜかこのブリヂストンオープンのタイトルは持っていない。そればかりか昨年、今年とむざんな低迷。ひそかに捲土重来を期していた大選手が、本当に久しぶりに、初日の脚光をあびた。これをキッカケに、かつての強さを取り戻すか。
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中島常幸は10番で2メートルを外し、12番で1メートルを外してのボギー。しかし14番でひとつ取り戻し、16番からは3連続バーディ。「パッティングが良かった。けっこう長いのが入ってくれた。やっぱりいいんだと確信が持てた。それが後半につながった」
2番でピン3メートルにつけてイーグル。8番9番でもバーディが来た。新しく使っているカマボコパターがコーライグリーンに合っている。「ミスパットの許容範囲が広い。多少のミスはカバーしてくれると思ったら、やっぱりそうだったね」 トータル66。もちろん初日の首位だ。
誕生日が1954年の10月20日。「ひとつ年をとってひとつお利口になった。というか・・・まだまだ青いね。今年がデビューした年だと思って、優勝に向かって行こうと思ってるんだ。頑張りますよ。明日も明後日も」
尾崎健夫も頑張っている。なんと2イーグル、3バーディ、2ボギー。「久しぶりに自分の持ち味が出た。今年はもう終わりかと思っていたけど、来年のためにもうひと頑張りしよう、なんとか来年に繋げたいと考えた。そう思った矢先にこれだから」
ジャンボは71。可もなく不可もないラウンド。「今週はもう中島と健夫にまかせたよ」 もちろん本心ではない。ジャンボお得意の眠ったふり。これからが正念場だ。