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ベストスコアの上井邦浩は18番で奇跡のイーグルに唖然

国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の最終日、通算4アンダー10位タイからスタートした上井邦浩が、後半に怒濤のバーディラッシュを見せた。12番、そして15番から2度目連続バーディを奪うと、最終18番パーではピン奥10mのバーディパットを決めて通算10アンダーまで伸ばしてきた。

この時点で首位タイに浮上した上井は、アテスト後も後続組のプレーを18番ギャラリースタンドの裏にあるアテスト場でモニター観戦していた。最終組の藤田が16番でバーディを奪い1打差の2位タイになったが、最終ホールまで何が起こるかわからない。その場で待機を続けた。

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すると、最終組の1つ前でラウンドしていた谷口が、18番でチップインイーグルを決めた。背後から沸き上がる大歓声と、ボールがカップに吸い込まれる瞬間を確認した上井は、その瞬間にクラブハウスに戻るために立ち上がった。

自らのプレーに「今日はパットが良かったですね。ショットは散っていたので、チャンスはあまりなかったけど、ついたところが良かったです。18番は入るようなラインじゃなかったけど、上平さんが先に打ってくれて、切れるなと思いました」と振り返る。

そして、谷口のイーグルで優勝の可能性が途切れたことに「自分ができる最高のプレーはできたのでしょうがないです」と、納得の表情でクラブハウスに戻った。(千葉県千葉市/本橋英治)

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