<こちらの44歳もまだまだ元気・・・! 桑原克典の生きる道>
1998年 日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯
期間:09/03〜09/06 場所:ニドムクラシック(北海道)
B.ワッツ、丸山茂樹も参戦!
(練習ラウンド)
プロマッチに参加するため丸山茂樹、B.ワッツが帰国した。月曜日に搭乗し、成田へは火曜着。そのまま札幌に入った2人は疲労困憊の状態だった。
「あと7試合以上は日本のツアーに出る。出場義務数を果たすつもりだ」とB.ワッツは明言しているが、来期のスケジュールについてはまだ未定という。海外試合を日本の出場義務試合数にカウントするかどうかなどについて、現在PGAツアーに質問を送ってある。その返答を待っているところだ。
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「ワッツという人間が世界のレベルと闘って、オメーラという一人だけには負けたが、しかしその選手ともタイだった。自信になった」とワッツ。「もちろんランキング1位になってマスターズに出場したい。以前はD.イシイが1位になったがマスターズに行けなかったことがある。しかしもし自分が1位になった場合は、全英2位という実績も考慮してもらえるかもしれない」
丸山茂樹も「体力の限界」という。「はやく時差ボケを直して、体力を取り戻して、これから全部の試合を勝つつもりでやらないといけない」
昨年はワールドシリーズのあと1週間のブランクがあった。体を休めてリフレッシュする時間があった。「今年は狙って勝とうと思ったら体力勝負になる。でも去年勝ったプライドは自信になっているからね」
今年のメジャー惨敗はショックだった。いろいろ考えた。「いまは賞金ランキングよりワールドランキングを重視する気持ちになった。日本の賞金王としてメジャーに出るより、ワールドランキング上位の資格で参加できるようになりたい。海外では自分の同級生くらいの選手があれだけ活躍している。ジャンボさんが海外の選手からバカにされる。すごくくやしい。カタキを打ちたい」
海外で成績を出すこと。それがメジャー出場の資格にもつながるし、当然のことながら賞金にもつながる。今回のワールドシリーズも「世界の仲間入りするためには出ておかないといけない。オレはやってるんだとみんなに見せておかないといけない」と深謀遠慮からの出場だった。丸山茂樹の志向は大きく変わったらしい。