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ミノザ逃げきり。アジアンツアー総合優勝も。

冷たい雨の最終日。こらえる渡辺司、追い込む田中秀道、B.ワッツ。しかし最終18番で悠々のパーを決めてフランキー・ミノザがついに優勝を飾った。もちろんアジアンツアーの総合優勝も併せて決め、全英オープンの出場資格も得た。

ツアー上位の定番選手なのにミノザの優勝はなんと95年の大京オープン以来。勝てそうで勝てないパターンの続いた2年4カ月だった。「17番でホールインワンして六本木」などど言っていたミノザだが、それどころではない大きなチャンスと賞金をがっちり手に入れた。金額のケタは違うがやっぱり「今夜は六本木へ行く」のだとか。

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ミノザは出だし1番でボギー。10番12番でもボギー。16番で210ヤードを3番アイアンで2メートルにつけ、待望のバーディ。「ショットの調子が悪かった。ティショットはどこに飛ぶかわからないし、勝てるとは思わなかった」

とにかく寒かった。フィリピン生まれのミノザには特に辛い天候だった。「ゴルフってのは不思議なゲームだね。今日みたいなひどいボールを打っていても、勝つことができる。だからゴルフが好きなんだよ」

渡辺司は出だしのダボが痛かった。「でもダボは仕方ないにしても、9番15番のロングがとれなかったのが敗因。他のホールに関しては自分なりに一生懸命プレーしてきた。こういうゴルフをしてるんじゃ、いつまでたっても勝てないよ。ロングでひとつもバーディがとれないんだもの」

田中秀道は追い込んでの4アンダー。「詰めの甘さはあったが、精一杯やれました。特に15番からはピンしか目に入らなくなりました。久しぶりにラリったゴルフです」 ラリったとは、集中モードに入ることだという。「こんなに集中したのは、始めて勝ったフィリップモリス以来です」

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