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東聡は停滞。加瀬秀樹が追撃モードに

沖縄オープン3日目も東聡が首位をキープ。しかし内容は72と不満が残る。代わって遥か下から加瀬秀樹が63マークで一気に浮上してきた。奥田靖己、手島多一、真板潔などもぴったり付けており、最終日の激戦は必至だ。

東聡はいきなりボギースタートでアウトは38。10番11番もまた連続ボギーでどうなることかと思われたが12番から持ち直して3連続バーディ。やることが派手だ。結局5バーディ、6ボギーの72とした。

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「技術的なことなんだけど、今日は自分の考えていたことがすべて逆に出てしまった。しかし我慢して続けていったら12番でようやくいいティショットが出てくれた。結局12番まで出来なかったことの結果がこのスコアになってしまった感じ」

この3日目、テーマを持ち続けることで自信をつけようとしたのだが、かえって自信を失ってしまったという。テーマとは、ごくあっさり言うと「かんたんに振る」ということらしい。年齢も40歳をすぎて、これまでのスウィングがきつく感じられてきた。そんなとき絶好調の伊沢利光を見て、そうだ、あんなに簡単に打てるんだ・・と感じたという。実際今季の伊沢を絶賛する選手は多いが、思わぬところにまで影響を与えていたことになる。

加瀬秀樹はボギーひとつだけ。あとは1イーグル、7バーディ。「このコースは良くも悪くも行くときは行ってしまうコース。今日パターが良かった。パターに尽きます」
今週は30位以内には絶対入ろうと沖縄入りした。守ろうという気持ちではなく、自分のペースで、自分の感覚でプレーしようと考えていたが、うまく気持ちが持続できているという。明日も「自分の世界に入り切ること」ができれば勝てるかも知れない。

シード入のボーダーライン、ランク68位の兼本貴司は54位タイに後退してしまった。このままでは誰かに追い抜かれてしまう公算が強い。明日は必死だ。初日好調だったランク70位の井戸木鴻樹も37位タイ。ランク75位の川原希もまだまだチャンスがある。ノッてしまえば63や64は出るコースだけに明日1日にすべてがかかる。今週で決めてしまうか、来週また厳しいQトーナメントを戦わなければならないのか。

なお賞金王を確定した尾崎直道はスタート前に体調不良で棄権。この沖縄オープンは参加することすら迷いに迷うような体調だっただけに、心の張りを失ってしまった3日目に一気に疲れがでた模様。来年早々始まる米ツアーのためにもゆっくり静養し、調整しておきたいところだ。

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1999年 ファンケル沖縄オープンゴルフトーナメント



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