P.ミケルソンがトップ10返り咲き/男子世界ランキング
1999年 アイフルカップゴルフトーナメント
期間:07/22〜07/25 場所:鯵ヶ沢高原G(青森)
桑原克典、大外からの首位浮上
雨の3ラウンド目。2日目首位の谷口徹、T.ハミルトンはジッとこらえての首位キープ。しかし前日21位から桑原克典が一気に浮上してきて、3人が並ぶデッドヒートになった。
田中秀道、佐藤剛平も67と追い込んできたし、白浜育男もまだ踏みとどまっている。首位から1打差に9人という大混戦となった。
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桑原克典は6バーディ、ノーボギー。「ピンチらしいピンチはなかった。グリーンを外したのも2回だけ。でも長いパットが入ったものの、パターはあまり良くなかった・・・」
いまいち、打ちきれなかったという。あと一転がりというところでショートするケースが続いた。ロングホールでバーディが取れなかったのも課題だ。とはいえ6バーディ。「スルッとラウンドできた感じ。楽しくラウンドできました」
前日首位の谷口徹は6番ショートで6を叩いてしまった。ティショットをプッシュアウトして林に入れロストボール。4オン2パット。「雨が強くなったためかスウィングリズムが早くなってしまった。でもゴルフは悪くない。悪いながらもアンダーパーにもってこれたんですから、100点です」
いい日もあるし、悪い日もあるんだ、という。その悪い日が「今日3日目」で良かったという。リズムを狂わせた雨も「自分をテストしているのかな、と考えました」 いかにも谷口らしい。
復調ハミルトンも11番でドライバーを木に当ててダボを打った以外はまずまず。「とにかくフェアウェイをキープしなければいけないホールがいくつかある。11番もそのひとつだった。しかしその後でバーディが2つ来たのは本当にラッキーだった。明日はラフに入れないこと、フェアウェイキープしてプレーすることだけ考える」
このT.ハミルトンも「今日を1アンダーで回れたのはラッキー」という。「今日はしっかり練習して、ゆっくり寝て明日にそなえます」
日本アマに勝ったばかりのアマチュア星野英正が好位置をキープしている。なりゆきによっては優勝争いの可能性も大。これも注目!