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今日も伸ばして崔京周、独走態勢

3日目も韓国の崔京周(チェキョンジュ)がスコアを伸ばしに伸ばし、ボギーなしの1イーグル、4バーディ。2位に4打差をつけて独走態勢に移った。細川和彦も7バーディを放り込んだがボギーが2つ。明日最終日の崔京周の出来次第とはいえ、ちょっと苦しい展開になっている。はるか大外からはディフェンディングチャンピオンのB.ジョーブが64をマークして追い上げている。アウトではなんと29。

結果的には66と上乗のスコアの崔京周だが、内容的にはもっと伸ばしてもおかしくはなかった。「13番から16番までバーディチャンス。しかし午後からグリーンの芝が伸びていて、打ち切れなかった・・」

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とはいえ本人も言うように、この2日間は「アプローチ、チップ、パターとすべてがパーフェクト」、テンポもリズムもうまくかみ合っている。「気持ちよくラウンドできている。レイアウトは同じようでも韓国のコースとは違う。フェアウェイの芝は短いし、気持ちよく打つことができるから」

韓国の11月から2月までは雪でコースがクローズになる。ようやくオープンしても芝は長く、ボールはフライヤーになりやすいのだとか。そうしたコンディションに較べれば確かに日本のコースは「気分がいい」。

日本勢の旗手になってしまったのが細川和彦。6番(377Y)では1オンに成功するなどいいゴルフをしたが、まだ4つも差が残っている。「6番はフォローだったからね。たまたま乗っただけ。グリーン手前にバンカーがあるんで、キャリーで280ヤード必要なんです。それより、最終ホールのボギーがすごく痛い」

昨日もボギーとしてしまったこの18番、SWをダフってまたもボギー。確かに悔いが残る。それにもう丸一年、細川は優勝がない。「何回もチャンスがありながら気合が入り過ぎて空回りしていた」と言う。今年になって、それがわかるようになった。「このところずーっと最終組の前あたりで回ってるせいか疲労がたまってる。右の肩甲骨のあたりが痛くなってきている。上位でプレーしてるだけではなんにもならないからね。今週勝てば全英オープンのチャンスも出てくる。勝ちたい・・」

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1999年 宇部興産オープンゴルフトーナメント



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