通算31勝 石井哲雄氏が死去
2000年 日本オープンゴルフ選手権
期間:10/12〜10/15 場所:鷹之台CC(千葉)
トップ3人、1打後退して首位キープ
初日に並んだトップグループは誰も後退しなかった。尾崎直道・田中秀道・川原希の3人は、今日も併走のまま。しかし67を出した昨日とは、打って変わり72。トータル3アンダーと貯金を一つ使ってしまった。前日50位からスタートした細川和彦がみんなが伸ばせずにいる中4つ稼いで、4位まで浮上してきた。そして賞金王に一番近い位置にいる佐藤信人は初日から安定したパープレーで隙をうかがうようにして7位タイにつけている。
今日は朝から小雨の上、風が吹いていた。「難しいかな?と思ったらやっぱり難しかった」とは尾崎直道。「雨にぬれていると、フライヤーが怖いのでどうしても消極的になるんだよね。でも上位にいるのは間違いないんだから、勿論優勝を狙ってプレーしています」 伸びてきたラフだって徐々に慣れてくるし、今日くらいの風だったら大丈夫という直道。連覇に向かってエンジンが掛かった。
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難コースだけに刻むゴルフに徹すると行っていた田中秀道。今日使用したドライバー回数は6、18番の2回だけ。「しっかりマネジメントできたと思います。頭の中は昨日と一緒。ハーフターンの2オーバーで余裕がなかったわりには、ガタガタと行かずよく抑えられたと思いますよ」と自分に合格点をつけた。
途中で下のスコアを見たことも焦らずに済んだ理由だという。「ただ、1アンダーも6オーバーも紙一重だと思います。明日は“やっちゃったな”とならないように頑張ります」
6バーディ、2ボギーで一気に上位争いに顔を出した細川和彦。「ホールバイホールの内容、全然覚えてないな。昨日、みんな結構よかったから、今日は気持ちを入れ替えてやりました」
この大会は過去2度2位で終わったこともあり「公式戦はどれでもいいです、勝ちたいですよ! アメリカももちろんレベル高いですけど、日本だってそうですよ。あとは自分のゴルフができるかどうかですね」