来季の国内男子ツアーは25試合に増加! 海外ツアーとの共催も
2000年 サントリーオープンゴルフトーナメント
期間:09/07〜09/10 場所:総武CC総武コース(千葉)
首位は66マークの桧垣繁正
初日の日没サスペンデット時点では真板、横田、溝口が5アンダーで暫定トップに立ってはいたが、ギリギリ18ホールを終了していたのは真板潔だけ。サイレンの鳴る寸前にパットを終えていた。プロに聞くと中断に引っかかるかどうかは大きな違いなのだそうだ。たった数秒の差のおかげで金曜日の朝はゆっくり起きることができたし、正規の第2ラウンド以外の余計なことを考えなくてもすむ。連続した18ホールの流れとしてプランを立て、気力を充実させる。3人の中で真板だけがまずまずの2日目を終えることができたのも、そのためかもしれない。この日も3打伸ばして2位。
首位に立ったのは桧垣繁正。前半のインは3バーディ、1ボギー。折り返してからはボギーなしの3バーディだった。派手なイーグルはなかったが堅実にスコアを伸ばした。久保谷健一は出だしボギーながら以後はバーディ、イーグルと順調に沈めてこれも67マークで2位。
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首位に上がった桧垣繁正だが「ショットは良くも悪くもない。パットの調子もあまり良くなかったが、練習グリーンで2~3分打っているうちに球の転がりのヒントをつかんだ気がする。チャンスもピンチもあったが、ふつうなら1アンダーくらいのところをパッティングのおかげで久々に良かった」
ただしスッキリしないショットも「頭の中では常にいいイメージも持つようにしている」という。
久保谷健一は「こらえて、こらえまくったゴルフ」だったそうだ。「疲れて体が動かなかった。体力がないのか・・。今日はノーボギー!と息ごんでスタートしたら1番からボギー。それ以降は本当に耐えたよ」
「たまには二桁アンダーを味わいたいですよ」とも言うが「明日、行けたら優勝の可能性も・・でもボクのハートではね。今の調子で勝ったら怒られちゃう」
ちなみに谷口徹はノーボギー、7バーディの64。「パッティングは99点! 入らなかったの? というパットも、何で外れたの? というくらいのデキでした」 難しい言い回しだが、なんとなく分かるような気もする。