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プロ20年目 塚田好宣が逆転でツアー初勝利!

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 最終日◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重県)◇7081ヤード(パー71)

首位から1打差の2位からスタートした43歳のベテラン、塚田好宣が4バーディ、2ボギーの「70」と2つ伸ばし、通算9アンダーで逆転。バックナインでは悠々の独走態勢に入り、終わってみれば2位に4打差。プロ20年目にして嬉しい初優勝を手にした。

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通算5アンダーの2位タイには小田孔明と、単独首位の座を守れずツアー初勝利を逃した上井邦浩。通算4アンダーの4位タイに、藤田寛之谷口徹I.J.ジャン(韓国)の3人が続いた。今週がプロデビューとなった松山英樹は、この日のベストスコア「66」をマークして通算2アンダーの10位タイへと再浮上。池田勇太は「82」と崩れ、通算8オーバーの51位タイで終えた。

<タフなコンディションだったから集中できた!>

最終日、最終組は57歳の室田淳、43歳の塚田好宣、そして30歳の上井邦浩と3世代対決。ツアー通算6勝の室田に対し、塚田と上井は初優勝を目指してスタート。1番でスコアを動かしたのは、塚田だった。強い追い風の2打目は残り163ヤード。「グリーンの手前140ヤードにボールを落とせばピンまで転がるはず」とピッチングウェッジを手にした塚田のボールはピンの右3メートルに止まりバーディを奪った。

「今日は風が強いから1つ、2つボギーをたたいても気にせずに行こう」。そう誓った塚田はボギーを怖がらずに攻めのゴルフで前半に3つのバーディを奪い、2位に3打差を付けて単独首位に浮上した。

ところが10番でこの日初めてのボギーをたたくと「正直気持ちが逃げちゃって、11番も切り替えられずに連続ボギーですからね」と、優勝へのプレッシャーを自身にかけてしまう。ところが、周囲もスコアを伸ばせず苦戦していることを冷静に把握し、気持ちを切り替えて迎えた14番ではグリーンの下段から20ヤードのバーディパットをねじ込み、再びリードを4つに伸ばす。

最終18番、30センチのパーパットを慎重に沈めた塚田は、両手を挙げてガッツポーズ。「今日はタフなコンディションだったので集中できたと思います。この1勝で20年間の苦労は忘れました。これから新たなスタートを切ります。夢だった日本シリーズも出られることになりました。こんな自分のゴルフでも応援してくださる方々に感謝いたします。ありがとうございました」と、満席のギャラリースタンドに向かって笑顔を投げかけた。

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