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メジャー覇者が首位と2位、最終日もバーディラッシュとなるか!?

国内男子ツアー「宇部興産オープンゴルフトーナメント」は、決勝ラウンドに入ってもスコアの伸ばしあいとなった。天候が崩れ、雨模様となったが、グリーンが軟らかくなった分、選手たちはピンを積極的に狙った。

首位争いは途中混戦となり、13アンダー2位からスタートした飯合肇が17アンダーで一歩抜け出した。しかし、後半、13、17番のパー3でボギーを叩き15アンダーに後退した。

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飯合のボギーと入れ替わり首位に立ったのは、今年の日本オープンに優勝した手嶋多一だった。前日11バーディのツアー記録に並ぶ猛ラッシュを見せ、この日も終盤に3連続バーディを奪った。17番では10メートル以上の長いバーディパットを決め、17アンダーの単独首位でホールアウトした。

1打差の16アンダーには、12アンダー3位からスタートしたD.ウィルソン。この日のウィルソンはスタートの1番でバーディスタートをしたが、その後はチャンスにパットが決まらず我慢のゴルフとなった。しかし、後半に3ストローク伸ばしてきた。

「今日はいいプレーができた。雨でグリーンもソフトだったしね。明日は風次第だけど、もっともっとバーディをとって、スマートなプレーをしたい。先にチャンスを作って伸ばしていきたい。もちろん我慢も必要だろうけど・・・パー5は絶対にとっていきたいね」日本オープンの手嶋に対して、こちらウィルソンは、日本プロ、マッチプレーの2冠を持っている。

2年ぶりの優勝を狙う飯合と今シーズンの国内メジャーで優勝した手嶋、ウィルソン。最終日もバーディ合戦が繰り広げられそうな気配だ。

また、飯合と並び3位には、前日7連続バーディで首位に立ったT.ハミルトンが踏ん張っている。2番でボギーを叩いたハミルトンは、その後2バーディで1ストローク伸ばした。前日とは別人のようにショットの安定性がなく、崩れそうになったが、見事なリカバリーショットでパーセーブを繰り返した。14アンダーの5位には、中嶋常幸真板潔がこの日のベストスコア65をマークし、25位から急浮上している。

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2001年 宇部興産オープンゴルフトーナメント



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