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平石武則執念のV。プロ生活19年、悲願の初優勝達成!

国内男子ツアー「久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日は壮絶な優勝争いとなった。最終組の優勝争いに待ったをかけたのは桧垣繁正。7アンダーの12位からスタートした桧垣は、8バーディ、ノーボギーの猛チャージで首位の平石に並び15アンダーでフィニッシュした。

最終組では3日目に首位に立った平石武則加瀬秀樹の41歳、同級生対決が展開されていた。10、11番の連続バーディで加瀬が平石に追いついたが、13番で平石が15アンダーに伸ばした。平石は15番で16アンダーにしたが、続く17番でボギーを叩き再び15アンダーへ。

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終盤ショットのブレからピンチを迎えた加瀬は、何度もパーを拾い、最終18番ホールのパー5では、2オンには失敗したが3打目をしっかり寄せバーディを奪って首位に並んだ。しかし、プレーオフ1ホール目で加瀬はバーディを奪えず脱落してしまった。

桧垣と平石の死闘は4ホール目に突入。セカンドショットをグリーン奥にこぼした桧垣はパーパットも外してしまった。対する平石はピン横2メートルのバーディパットを沈め、悲願の初優勝を達成した。

「疲れました。疲れましたけど最高ですね。もう言葉には表せない」野球に打ち込んだ高校時代には、東洋大姫路高校で甲子園優勝経験がある平石。「団体の喜びと個人とは違うけど、喜び度は一緒だと思う。最近の4試合、4日間全てアンダーパーには、自分でもビックリしてます」

敗れた桧垣は、最終日にプレーオフも加えると10個のバーディを奪った。「プレーオフで負けるのは3回目・・・言葉が出ないですよ。どう考えても僕の方が有利なロングホール(18番)でしょ。弟より先に2勝目をあげたかったですよ」

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2001年 久光製薬KBCオーガスタゴルフトーナメント



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