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守らず攻めた、小達敏昭が8年ぶりの優勝を飾った。

最終日も風は収まらず、最終日を7年ぶりに最終組で迎える小達敏昭にプレッシャーを与えた。しかし、「今日はもう1人上に、12アンダーくらいに人がいると思ってプレーしました。きざんで行ってもそこそこはできると思いますけど、それでは明日につながらないので・・・」優勝を意識して小さなゴルフはしたくなかったという小達は、随所で攻めのゴルフを見せた。その結果11アンダーまでスコアを伸ばした。終盤にボギーを2つ叩いたが、8年ぶりの優勝を飾った。

「あまりにも遠い過去の優勝ですので、昔のことは忘れてしまいました。初優勝みたいなものですね。もうちょっと良い勝ち方をしたかったですね。でも、あれだけしのげたですし、まぁ今日は合格かな」家族が見つめる中での優勝に、ホッとした表情で会見に応えた。

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2位には7アンダーの手嶋多一。今シーズン予選落ちなしという実力どおり安定したゴルフではあったが、小達にプレッシャーをかけることはできなかった。特に終盤、パットが決まらずボギーを叩いてしまい、逆に小達を楽にしてしまった感がある。

また、3位には林根基、4位にはP.マークセンといった外国勢が入っている。そして5位タイにはジャンボ尾崎と藤田寛之。ジャンボは初日2オーバー57位と出遅れたが、最終日にスコアを3つ伸ばしてきた。藤田も好調さをキープ7月に行われる全英オープン出場へのポイント争いも激しくなりそうだ。

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2001年 JCBクラシック仙台



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