谷口徹が石川遼の先輩、薗田峻輔を絶賛!
2001年 マンシングウェアオープンKSBカップ
期間:05/17〜05/20 場所:六甲国際GC(兵庫)
D.チャンドか逃げ切って3年ぶりの優勝を飾った。
国内男子ツアー「マンシングウェアオープンKSBカップ」の最終日。単独首位でスタートしたD.チャンドはスタートの1番でバーディを奪いその差を広げた。チャンドを2打差で追う伊沢利光は9番でこの日初めてのバーディを奪い、再び2打差で後半に入った。
12番パー5を互いにバーディで分けると14、15番も両者バーディ。息詰まるバーディ合戦が展開された。そして終盤、追ってくる伊沢のプレッシャーに耐えながらチャンドがパーセーブを繰り返し、17アンダーでツアー3年ぶりの勝利をあげた。
<< 下に続く >>
昨年骨折などもあり試合に出場できずシード権を失ったチャンドは「これで少しお金持ちになれました。やっと優勝できました。今シーズンはフジサンケイでマンデーから、日本プロも予選から。この大会は3年前の優勝による資格で出場、これが3試合目。もし、勝てなかったら、このまま茨城に行って来週のマンデー出場。その夜には岡山へ戻ってミズノオープンの予選会に出ようと思っていた。シードを落とすとこんなにも辛い思いをするのかと思った。これで、どこへも行かなくて済みます」苦労して掴んだ優勝だけに嬉しさもひときわ大きいことだろう。
一方、最後まで好プレーでギャラリーを沸かせた伊沢は15アンダーの単独2位でフィニッシュ。「前半でバーディ取れなかったね。チャンスを活かせなかった。でもボギーはないし、数字的には満足している。パットが良かった、次につながるよ。来週の試合でグリーンの読みにもう少し気をつければ、他は問題ないよ。来週にはいい結果を出せそう」負けて悔い無し、といった表情で気持ちはすでに来週に向かっていた。
11アンダー単独2位からスタートした手嶋多一は、チャンド、伊沢のバーディ合戦についていくことができず、スコアを1つ落とし10アンダーの単独3位に。谷口徹は我慢のゴルフで終盤に1つバーディを奪い3日目と変わらず9アンダー4位で終了した。