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D.ウィルソンが逃げ切り優勝。5年間のシード権を獲得した。

日本プロゴルフ選手権最終日。初日からトップに立ったD.ウィルソンが2位に8打差をつけて迎えた。グリーンが硬く、難しいコースなのでバーディラッシュをかけることができず、追う立場の選手もパーをキープすることしかなかった。

ウィルソンは3番のパー4でバーディを奪いスコアを伸ばした。しかし、メジャータイトルのプレッシャーなのか、その後はバーディはなし。「フェアウエイキープ。グリーン中央を狙ったショット」を心がけたウィルソンはボギーを4つ叩き、3アンダーまでスコアを落としたが危なげなく優勝した。

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2位には、4日間のベストスコアとなる67でまわった加瀬秀樹が、1オーバーまでスコアを戻した。3位には台湾の謝金昇。2年連続で最終日、最終組となった東聡はスコアを1つ落とし単独4位でフィニッシュとなった。

優勝したウィルソンは、2週前に行われた中日クラウンズでリードを奪いながら、逆転でD.クラークに敗れた悔しさが忘れられないようで、「この試合は勝ちたいと思っていました」といい、母方の親戚が応援する中、見事に優勝することができた。

これで5年間のシード権が与えられるが、USオープンの予選に挑戦するという。その後は日本に戻り、全英の出場も視野に入れていることを語った。初出場での優勝は、ウィルソンと同じハワイ出身で憧れの存在というD.イシイを含め3人目、外国人選手としては6人目の日本プロのタイトル獲得となった。

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2001年 日本プロゴルフ選手権大会



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