ツアープレーヤーたちの新たな試み<マッシーこと “倉本昌弘”>
2003年 ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント
期間:07/10〜07/13 場所:広島カンツリー倶楽部 八本松C(広島)
伊沢利光が10アンダーで単独首位に浮上!!
広島カンツリークラブ八本松コースで開催されている、ツアー第12戦「ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント」の2日目。初日6アンダー2位タイにつけた伊沢利光が、4ストローク伸ばし10アンダーで単独首位に立った。
10番ホールからスタートした伊沢は、14番でボギーが先行してしまった。しかし15番パー5で確実にバーディを奪うと、その後も4つのバーディを積み重ねるなど、2週連続優勝に向け順調にスコアを伸ばしている。現在賞金ランキング3位の伊沢は、2位の宮瀬博文までは僅か270万円ほど。トップのトッド・ハミルトンとは3000万円以上の開きがあるが、全英オープン出場組がいない間に賞金を稼いでおきたい。
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初日7アンダーの単独首位に立った倉本昌弘もスコアを2つ伸ばし、伊沢と1打差の2位につけている。ボギーを4つ叩く苦しい内容になったが、6バーディを奪い通算8アンダーまで伸ばしている。残り2日間、このペースでスコアを伸ばし続けるか注目だ。
倉本と並び、2位に浮上してきたのは、プロ入り6年目の高橋竜彦だ。2年目以降、賞金ランキングは常に100位以上と目立った成績を残していないが、この日は8バーディを奪うチャージを見せて優勝争いに絡んできた。
さらに2打差の7アンダーには、鈴木亨、桑原克典、河村雅之の3人が並んでいる。桑原は11番パー3でボギーを叩くものの、10個のバーディを量産し2オーバー88位から一気に3位までジャンプアップ。河村も12番から4連続バーディを奪うなど、今週は好スコアが続出している。首位に立った伊沢としても、安心はできない展開だ。
また、この大会で過去に9勝しているジャンボ尾崎は、初日5オーバーの130位と大きく出遅れ、この日9ホールを消化した時点で風邪のため棄権することになった。