石川遼、3年ぶりの参戦でリベンジなるか
2003年 日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズカップ
期間:07/03〜07/06 場所:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城)
伊沢大爆発!!9アンダーで首位に急浮上!
茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催されている、国内男子ツアー第11戦「日本ゴルフツアー選手権」2日目。初日上位につけた選手が伸び悩み、順位が大きく入れ替わった。
この日最もスコアを伸ばしたのは、2001年のこの大会で優勝している伊沢利光だ。2番パー5でバーディを奪うと、4番からは3連続バーディ。途中ボギーを2つ叩いたが、16番からの上がり3ホールをバーディでフィニッシュ。8アンダー63を叩き出し、通算9アンダーで首位に浮上した。
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昨シーズンからスウィング改造に取り組んでいる伊沢だが、今シーズンは日によって好スコアを出すことがある。連日このようなスコアが出るようになれば、一昨年の全盛期のような活躍ができるのだが。残り2日間、スコアを伸ばしつづけることが出来るか注目したい。
伊沢と並び9アンダーで首位に立ったのは、2001年の日本オープン覇者である手嶋多一。6バーディ、ノーボギーと確実にスコアを伸ばしている。今シーズンの手嶋は5月の「中日クラウンズ」で2位に入るなど、トップ10入りが3回。安定して好成績を残している。
首位に1打差の8アンダー単独2位には高山忠洋がつけている。今シーズン予選落ちは1回だけで、事実上の開幕戦となった「東建ホームメイトカップ」で2位に入るなど好調を維持している。実績ある伊沢、手嶋を相手に引けを取らないゴルフを見せてもらいたい。
初日調子の良かった全英出場組は揃って順位を下げている。谷口徹はイーブンパ-でトップ10以内に止まったが、トッド・ハミルトン、友利勝良、佐藤信人などは大きく順位を落とした。さらに、韓国のS.K.ホは1ストローク足りず予選落ち。不安材料を抱えた状態で全英入りすることになってしまった。