昨年の開幕戦を制したのは高山忠洋。05年に続く大会2勝目を飾った

国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」が、4月12日（木）から15日（日）までの4日間、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催される。今年もこの東建から「ゴルフ日本シリーズJTカップ」までの25試合が行われるが、今年は3月にワンアジアツアーとの共催として「インドネシアオープン」が開催された。日本からも多くの選手が出場し、国内開幕戦前に実戦調整を行った選手も多い。

近年は米国、欧州、そしてアジアンツアーと戦いの場を広げる選手も多く、また、温暖な南国の地で充実したトレーニングキャンプをして開幕に挑む選手など、各自の調整方法はいろいろ。使用ギアを変更した選手も多く、どのような戦いを見せるか注目だ。

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昨年の大会は、高山忠洋が片山晋呉、石川遼などの追い上げを振り切って大会2勝目を果たした。3打差の単独3位に終わった石川は今年、前週に4年連続4度目の「マスターズ」挑戦を予選落ちで終えた。新たな気持ちで迎える開幕戦に、気合い十分で乗り込んでくる。

さらに、このオフは米ツアー参戦を1試合にとどめ、アジアンツアーで2試合の調整を行った池田勇太。石川同様「マスターズ」では予選落ちになったが、賞金王奪還を狙う韓国のキム・キョンテ。また、藤田寛之や谷口徹、そして昨年大会2位の片山らも開幕戦から存在感をアピールしてくるはずだ。

【主な出場予定選手】
高山忠洋、石川遼、谷口徹、藤田寛之、小田孔明、近藤共弘、武藤俊憲、久保谷健一、池田勇太、キム・キョンテ、片山晋呉