2007年 三井住友VISA太平洋マスターズ
期間:11/08〜11/11 場所:太平洋クラブ御殿場コース(静岡)
アダム・スコットら5人が首位! 石川遼は9位タイの好スタート
国内男子ツアー第21戦の「三井住友VISA太平洋マスターズ」が、静岡県御殿場市の太平洋クラブ御殿場コースで開幕した。暖かい陽射しに恵まれた大会初日は絶好のゴルフ日和。平日にも関わらず、会場には3,000人を超すギャラリーが詰め掛けた。
2大会連続で予選落ちを喫している石川遼だが、やはり注目度はナンバーワン。多くのギャラリーを引き連れてのラウンドとなったが、その期待にきっちりとプレーで応えた。インスタートの石川は、18番でアプローチをミスして池に入れてしまうが、そこからウォーターショットで15cmに寄せる見事なリカバリーを見せる。このホールをきっちりとパーセーブしてギャラリーを沸かせた。
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すると、折り返して迎えた3番パー5。今度は残り25ヤードの3打目をSWで直接カップに入れるチップインイーグル。プロツアーで初のイーグルを記録し、右手の人差し指をつきたてるパフォーマンスを見せた。「サッカーでゴールを決めた時のイメージです(笑)」という石川は、日本ジュニアの頃からアプローチに自信を持てるようになってきたと喜んだ。結局この日は1イーグル4バーディ3ボギーの「69」。通算3アンダーで、首位とは2打差の9位タイと好スタートを切った。
通算5アンダーの首位タイには、アダム・スコット(オーストラリア)、谷口徹、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、高橋竜彦、小田孔明の5人が並ぶ混戦模様。01年以来の来日となるアダム・スコットは、「67というスコアには満足しています」とコメントした。
谷口と賞金王を争う片山晋呉は、スタートホールでチップインイーグルを決めたものの、その後は3つのボギーでスコアを伸ばせず、通算1オーバーの48位タイと出遅れた。