予選会を突破した久常涼もエントリー（写真は2022年ZOZOチャンピオンシップ）

◇欧州男子◇フォーティネット オーストラリアPGA選手権 事前情報◇ロイヤルクイーンズランドGC（オーストラリア）◇7134yd（パー71）

欧州ツアーの新シーズンが「ヨハネスブルグオープン」（南アフリカ）とともに開幕する。

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オーストラリアでナンバーワンのプロゴルファーを決める戦いでもあり、欧州ツアーとISPS HANDA PGAツアー・オブ・オーストラレイジアの共催大会。大陸東部の都市ブリスベンを流れるブリスベン川沿いに位置する、1920年開場のチャンピオンシップコースが舞台となる。

コロナ禍の中止を経て、PGAツアー・オブ・オーストラレイジアの単独開催として今年1月に行われた前回大会は、地元・ブリスベン出身のジェド・モーガンが後続に11打差をつける通算22アンダーで圧勝。ツアー初優勝を遂げた。

今週は連覇を狙うモーガンのほか、大会2勝のアダム・スコットや、2018、19年と連覇を果たしているキャメロン・スミス、米ツアー8勝のジェフ・オギルビー、同6勝のマーク・レイシュマンら、オーストラリア出身の豪華メンバーが顔を揃えた。

日本勢は19年からのツアーメンバー川村昌弘、スペインでのQT（予選会）で出場権を獲得した久常涼がエントリー。また、金谷拓実はQT25位以下の資格で参戦する。

昨季の欧州ツアーの年間ポイントレースを2位で終えたライアン・フォックス（ニュージーランド）や、欧州ツアー3勝のラスムス・ホイゴーと同2勝のニコライ・ホイゴー（ともにデンマーク）の双子もフィールドに名を連ねた。

＜主な出場予定選手＞
ジェド・モーガン、アダム・スコット、キャメロン・スミス、ジェフ・オギルビー、マーク・レイシュマン、アダム・ブランド、ミンウ・リー、スコット・ヘンド、ライアン・フォックス、ラスムス・ホイゴー、ニコライ・ホイゴー、川村昌弘、久常涼、金谷拓実