2009年 WGC CA選手権
期間:03/12〜03/15 場所:ドラールゴルフリゾート&スパ(米国フロリダ州)
P.ミケルソン、接戦を制し、念願のビッグタイトルを獲得!
フロリダ州にあるドラール・ゴルフリゾート&スパで開催されている、WGC(世界ゴルフ選手権)の第2戦「WGC CA選手権」の最終日。今季好調のフィル・ミケルソンが、ニック・ワトニーに競り勝ち、通算19アンダーで大会初優勝を手にしている。
ミケルソンとワトニー。首位タイで最終日を迎えた2人の戦いは、世界中の強豪が集まる大会の最後を飾るに相応しい白熱したものとなった。
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大会初優勝を狙うミケルソンは連続バーディスタート。対するワトニーは1、3番でバーディと、こちらも好スタート。ミケルソンは4番でボギーを叩いた後、5、8番でバーディをマークし通算19アンダーで前半終了。ワトニーは7番でボギーを叩いた後、前半上がりホールでバーディを決め、通算18アンダーで折り返す。
後半スタートホールの10番でバーディを決めたミケルソンに対し、ワトニーはイーグルを決めて再び首位に並ぶ。しかし、ワトニーは直後の11番から痛恨の連続ボギーで再びスコアは通算18アンダーに。ミケルソンは12番でボギーを叩いて通算19アンダー。その後はお互いパーセーブを続け、ミケルソン1打リードのまま迎えた最終ホール。ここでも両者パーでフィニッシュし、ミケルソンが逃げ切り勝ち。念願の大会初優勝を手にした。
接戦を繰り広げた2人に続き、単独3位に食い込んだのは、後半だけで5バーディと、猛烈な追い上げを見せ、通算16アンダーまでスコアを伸ばしたジム・フューリック。続く通算14アンダー、単独4位にはジーブ・ミルカ・シン(インド)。5位タイにはカミロ・ビジェガス(コロンビア)と、オリバー・ウィルソン(イングランド)が並んだ。
19位タイからスタートしたタイガー・ウッズは、4バーディ、ノーボギーでラウンド。通算11アンダーとし、9位タイでフィニッシュ。初日の出遅れがありながらもここまで順位を上げてくるのはさすが。あとは勝利を待つばかりだ。
今田竜二は終盤に入ったところで立て続けにスコアを落とし通算4アンダー、40位タイ。片山晋呉は、2度の連続バーディをマークするも、前半の4連続ボギーなどが響き、通算3アンダーの46位タイでフィニッシュ。矢野東も1つスコアを落とし、通算9オーバー、76位タイで大会を終えている。