首位タイに浮上したG.マクドウェル。不調が続いていた鬱憤を晴らすことができるか（Richard Heathcote /Getty Images）

◇欧州男子◇アルストム・オープン・ド・フランス 3日目◇ル・ゴルフ・ナショナル（フランス）◇7,331ヤード（パー71）

「このコースは、スコットランドやアイルランドのリンクスコースと、プレーヤーズ選手権が開かれるTPCソーグラスが出会ったようだ。とにかく、フェアウェイキープしてグリーンに載せることが求められる。少しでも曲げると、厳しく罰せられてしまう」。2018年にはライダー・カップの舞台となるル・ゴルフ・ナショナルで3日目を終えて通算5アンダー。南アフリカのリチャード・スターンと並んで首位に立つグレム・マクドウェル（北アイルランド）は、目の前の難コースをそう評した。

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一方のスターンは、5番でグリーン周りからのアプローチを反対側のバンカーに入れるなどしてダブルボギーを叩いたが、後半の2バーディで「71」と盛り返して首位タイをキープ。「このコースは至る所に罠が潜んでいる。上がり数ホールはツアーの中でも一番難しいと思う」。マクドウェルもスターンも、明日は欧州ツアー今季2勝目を目指しての戦いとなる。

通算4アンダーの3位タイには、リチャード・グリーン（オーストラリア）とベルント・ウィスバーガー（オーストリア）、デビッド・ハウエル（イングランド）が続いている。現時点でアンダーパーはわずかに18名。明日の最終日も、過酷な戦いが待っている。