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2002年 WGC EMCワールドカップ
期間:12/12〜12/15 場所:ビスタバラータ・ニクラスコース(メキシコ)

驚異的なスコアが続出!そして日本が単独首位に躍り出た!!

WGC(世界ゴルフ選手権)「EMCワールドカップ」の3日目は、初日と同じフォーボールが行われた。ルールはチーム内の2人が各自のボールでプレーし、ホールごとに良い方のスコアをチームのスコアとしてカウントする方法。初日はカナダが絶妙なコンビネーションで59をマークしたが、この日はそれを上回る驚異的なスコアが続出した。

なんと言っても、日本の大爆発に注目が集まった。各チーム順調にスコアを伸ばしていたが、日本の伊沢利光、丸山茂樹も前半から飛ばした。6バーディ、初日を上回るハイペースで折り返すと、12番パー5で早くも8アンダー。そして、13番では、丸山のセカンドショットを見て、「ピンそばにつけたい」と思った伊沢が、サンドウェッジでアプローチを行いイーグルをゲット。その後も休むことなくバーディを積み重ね14アンダーの58をマークした。

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「背は低いですが、目指すところは高いところです!」パッティングも好調の丸山はラウンド中も、笑顔が耐えなかった。昨年は寒さと自分のパッティングが入らないことで、奮わなかったと語る丸山だが、今年はノリノリでラウンドを続ける。

「58」2年前の全米オープン地区予選で、丸山茂樹は1人でこの数字を出したが、今回は、前日からショットが好調な伊沢が引っ張り、丸山が要所でバーディを奪う完璧なチームワークが生かされている。2位フィジーとは1打差、その他のチームも僅差でひしめくが、ワールドカップ(カナダカップ含む)2度目の優勝が見えてきた。

日本のスコアを上回ったのは、優勝候補ナンバーワンのアメリカチームだった。初日、2日と平凡なスコアだったアメリカだが、フィル・ミケルソンは「まだ、諦めたわけではない!」と、2日目を終了した時点で言っていた。

迎えた3日目は、前日まったくバーディを奪えなかったフロント9で6バーディを奪い勢いに乗った。後半に入ると10番パー5でイーグルを奪い、その後はバーディのオンパレード。15番パー3以外はすべてバーディを奪い、後半だけで9アンダーの27をマークした。

2日間で12アンダーだったアメリカチームが、1日で15アンダーも伸ばし単独4位に浮上。首位の日本とは3打差となっている。明日最終日は、2日目と同じフォーサムが行われる。勢いに乗るアメリカがどこまで伸ばしてくるか注目されるが、首位に立った日本には逃げ切りを期待する。明日最終組は日本とフィジー。日本勢としては、日本ツアーで戦ってきたディネッシ・チャンド、そしてビジェイ・シンとのラウンドになるため、リラックスして戦えるはず。昨年の雪辱を果たすときが来た。

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