欧州ツアーで初のドーピング検査!!
2003年 フランスオープン
期間:06/26〜06/29 場所:パリ、ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)
40歳での初優勝!! P.ゴールディングが逃げ切った!
2003年欧州ツアー第24戦『フランスオープン』(Open de France)が6月26日(木)から6月29日(日)までの4日間、フランスのパリにあるLe Golf Nationalで開催された。
初日に6アンダーで首位タイにつけた40歳のフィリップ・ゴールディングが、3日目に首位に再浮上すると、最終日も3ストローク伸ばし15アンダーで優勝を飾った。最終組でラウンドしたゴールディングは、最終18番ホールをデビッド・ハウエルと同じ14アンダーで迎えた。
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パーならプレーオフ、バーディ以上でツアー初優勝というプレシャーのかかる場面だった。しかしゴールディングはそれまでの3日間、この18番パー5で必ずバーディを奪ってきた。そのことがゴールディングにとってプラスに作用し、大事な場面でもバーディを奪うことができた。
1打差で優勝を逃したハウエルは、2日目に7ストローク伸ばしゴールディングと同じ2位に浮上した。その後もスコアを伸ばしたが、1打及ばず同じイングランド出身のゴールディングに華を持たせた形になってしまった。
2日目に10アンダーで単独首位に立ったデンマークのトーマス・ビヨーンは、決勝ラウンドの2日間でまったくスコアを伸ばせず、10アンダー12位タイで終了。対象的に追い上げを見せたのは、イングランドのジャスティン・ローズだった。最終日は7バーディノーボギー。6アンダー23位から、13アンダーまで伸ばしてきたが、スパートが1日遅かったようだ。
地元フランス勢では、ワールドランキングも最上位のラファエル・ジャクリンに期待が掛かった。3日目に10アンダー7位に浮上してきたのいだが、最終日に2バーディ、2ボギーのイーブンパーと伸び悩み12位タイで終了した。